写真の江の島のように見える所がポートランド島で、海軍の基地があり
丘の頂の建物は刑務所(現在も使用されている)で、昔、囚人をオーストラリアに送る時、この港から出航したとのことです。

 

 

 

 

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また、ウェイマスで取れる石はPortland stone と呼ばれ、
このポートランド石を使ってロンドンのセントポール寺院を作ったそうです。
これらは、みなタクシーの運転手さんの説明ですが、その運転手さんが、
ぜひにとお薦めの場所があります。
アボツベリーAbbotsburyの白鳥の湖です。

オブスベリーと運転手さんは t をほとんど発音しません。
Portlandもポーランドに聞こえます。
最初はAbbotsburyの地名を知らないのでobviouslyに聞こえて、意味が通らないので聞き返すと地名と分かりました(^^;
ロンドンと違って少し訛りがあるのか、時々戸惑う発音に出合います。


8月6日は女子の試合が無いので、午後の男子の試合が始まるまで、
ウェイマスの近くの名所
AbbotsburyのSwannery(白鳥保護公園)へ出かけてみました。
ウエイマスの街を外れると、のどかな牧草地が広がり、タクシーで30分程で着きました。
東京と比べるとタクシー代が安いといつも思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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白鳥の子供がいます。 
もうかなり大きくなっていましたが、白鳥の子は羽毛がグレー色で白鳥の子には見えない。
みにくいアヒルの子。。。?

 

 

 

 

 

 

 

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白鳥のサンクチュアリー。 冬場には2000羽の白鳥が見られるとのことです。

 

 

 

 

 

 

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土手の向こうは海です。

 

 

 

 

 

 

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Swannery(白鳥保護公園)を出ると丘の上に牛さんたちがいました。
行きのタクシーのドライバーさんから、素晴らしいGarden(公園、庭園)があるから、ついでにそこにも寄るようにと勧められていたので出かけてみました。
乗り物の手段がなく、白鳥の湖から徒歩40分との説明を信じて歩き出しました。

 

 

 

 

 

 

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丘を登りきった所の第一の地点(昔の教会跡)でGardenへの道を尋ねるように教えられていたので、その通りに尋ねました。

 

 

 

 

 

 

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そこで、教えてもらった、lovely な村を通りぬけて・・・の説明通りに進みます。
ポートランド石を使った可愛い家並みが並びます。
屋根はstrawと言うので藁でできているようですが、日本の茅葺きのように美しく整っています。
コッツウォルズに似た色合い。

 

 

 

 

 

 

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村を抜けると左に見えてくると言われても、なかなか見えてきません。 
羊さんたちがこちらを見ています。 Do you know where the garden is?なんて・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

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やっと辿りつきました。 上の写真の右奥に見える森林地帯です。

男子の試合を見るために戻る時間を決めて、入口のスタッフにタクシーを予約してもらいました。
持ち時間が少ないため、スタッフが「中は広いので走って回った方が良い」とアドバイス。
それで急いでGardenを回り始めました。

世界中から集めた植物が自然の状態で生えていて、特に日本のあじさいが色とりどりでとても美しくて驚きです。この時期に見られることも不思議。日本と違うのは花弁がものすご~く大きい。

 

 

 

 

 

 

 

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見上げるだけでうんざりする、長~い坂がありました。この上に何があるの?
・・・ 海が見えるらしい。

しかたない、登るしかない。 

 

 

 

 

 

 

 

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眼下に見える海と、その内側は先程見た白鳥の湖です。
あそこから登ってきたことを知って感動。 白鳥も見えます。

 

 

 

 

 

 

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大砲が据え付けられていて、すっかり錆びていますが、
昔ここは敵が上陸するのを妨ぐ要塞だったのでしょう。
イギリスには所どころにこのような上陸可能な砂浜の海岸線がありますが、
上陸が困難な
切り立った崖が多く、そうした地形が外敵から国を守ったと言われます。


また坂を降りて、Gardenを散策。 巨大な葉っぱ。和歌子ママが小さく見えます。

 

 

 

 

 

 

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日本では見られない鮮やかなあじさい。

 

 

 

 

 

 

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手前はダリアと竹やぶ

 

 

 

 

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運転手さんのお薦め通り、アボツベリー(運転手さんはオブスベリー)は素晴らしい世界でした。 
1時間以上かけて自力で登って、白鳥の楽園を眼下にした感動は忘れられません。