旅行にご注意！オーストラリア★デイライトセービング(サマータイム）

明日10月4日からオーストラリアはサマータイムに突入です！

オーストラリアでは「デイライトセービング」と呼びます。

日本でもサマータイムを導入しようという話があるようですが・・・

このオーストラリアのデイライトセービング制度、面白いことにオーストラリア全土で採用されているわけではないのです(笑）

採用されている州は、シドニーがあるニューサウスウェールズ州、メルボルンがあるビクトリア州、アデレードがあるサウスオーストラリア州、首都キャンベラがある首都特別区、タスマニア州になります。

ゴールドコーストやブリスベン、ケアンズがあるクイーンズランド州と、パースがあるウェスタンオーストラリア州、エアーズロックがあるノーザンテリトリーは採用していないのです。ちょっとややこしいですね。

日本を中心に考えると、デイライトセービングを採用している都市との時差は普段より＋1時間になります。採用していない州は変わりません。

デイライトセービングは個人的にはとても好きです。時計の針を進めるわけですから、シドニーは夜8時くらいまで明るく、活動的になります！明るいうちに仕事が終わったりするとなにか得した気分になりますよね！
緯度が低いメルボルンやタスマニアは夜9時くらいまで明るいので、ついつい、ショッピングや街歩きを楽しんでしまいますね！夜明るいと治安の面も安心ですよね！

では具体的にどこがデイライトセービングを採用しているかというと・・・

赤字がデイライトセービングを採用しているところです。

シドニー　日本との時差＋1時間　　⇒　＋2時間

メルボルン　日本との時差＋1時間　⇒　＋2時間

タスマニア　日本との時差＋1時間　⇒＋2時間

キャンベラ日本との時差＋1時間　⇒＋2時間

アデレード　日本との時差＋30分　⇒＋1時間半

ゴールドコースト　日本との時差＋1時間　　⇒　変わらず

ブリスベン　　日本との時差＋1時間　　⇒　　変わらず

ケアンズ　　日本との時差＋1時間　　⇒　　変わらず

エアーズロック　日本との時差＋30分　⇒　変わらず

パース日本との時差－1時間　⇒　変わらず

全土が採用していないので、オーストラリアをラウンド（周遊）する人は注意が必要です！

たとえばシドニーからゴールドコーストに飛行機移動するとします。

飛行機の予約書には現地の時間が書いてあるので・・・

この様に読めてしまいます。

シドニー　14:30分発　　　　ゴールドコースト　　14:55着

ゴールドコースト　　15:00発　　　　シドニー　　　17:25着

シドニーからゴールドコーストに行く人は所要時間25分・・・・
逆にゴールドコーストからシドニーに行く人は所要時間2時間25分・・・・

ん？？？

どっちが正しいんだろう？？？？

答えは・・・

どちらも正しくないです

答えは約1時間25分です！予約表には現地時間が書いてありますので、時差を差し引きする必要があります～

デイライトセービングを採用している州を越えて旅行するときは、飛行機に乗ったら時計を直すのを忘れずお願いします！

それからデイライトセービング対象の都市に住んでいる留学生のみなさん！時計の針をいつ動かす必要があるかと言いますと・・・

2015年は、10月4日(日）深夜2時です。

深夜2時まで起きているのは大変だと思いますので、10月3日(土）の夜寝る前に時計の針を1時間進めて寝ると良いと思います！！

ちなみに終了は2016年4月3日です