先日は 第48回衆院選でしたね
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ちなみに、オーストラリア在住でも、在外公館へ期間中行けば 投票できます。
まぁ、在外公館はオーストラリアで 全6箇所、クイーンズランド州内には ケアンズとブリスベンの2箇所しかないので、物理的に投票に行けない人が 沢山おられると思いますが…
今回は、最近 オーストラリアで話題の政治に関する話題…
今、Victoria州の議会で激しく討論されており、オーストラリア中が注目しているトピック!
それは、安楽死の導入について
Retrieved from https://be-nurse.com/death-with-dignity-euthanasia-difference/
Wikipediaによりますと、安楽死とは…
「医療上の積極的安楽死の場合は患者本人の自発的意思に基づいて、自ら致死性の薬物を服用して死に至る行為、または、要求に応じて、患者本人の自発的意思(意思表示能力を喪失する以前の自筆署名文書による事前意思表示も含む)に基づいて、他人(一般的に医師)が患者の自殺を故意に幇助して死に至らせることである。」
…との事。
日本・オーストラリアを始め 先進国では、平均寿命が延びています。
病気の発見・治療技術が向上もあり、平均寿命は 過去50年間で 10歳以上も伸びました。
同時に 高齢者介護・延命治療の是非について 問題が生じています。
特に 延命治療については、各国で 激しく討論されています。
病気による苦しみから 楽になりたい…
本人が望んでいても、現段階 多くの国の法律では 安楽死は許される行為ではありません。
しかし、前述のように、今 安楽死の導入について オーストラリア・ビクトリア州の議会で 話題となっています。
そして、恐らく、近い将来、安楽死が導入されると思います。
上の図は、オーストラリアの州間での、住民の移住トレンドを示したものです。
見てお解りのように、クイーンズランド州は 移住先として とても人気の地です。
それもそのはず、クイーンズランドには death tax つまり 死亡税が導入されていません。
他の州では、死亡時に 税金を納めなければなりません…。
したがって、退職後に クイーンズランドに移住して 余生を満喫!っ方がたくさんおられます
しかし、ビクトリア州での 安楽死の導入によって、この 移住の動きが変わってくると思います
特に、末期の癌患者さんたちは 次々とビクトリア州へ移っていくと思われます
この動きは、きっと 私たちの経済にも なんらかの影響をもたらすでしょうね…