オーストラリアの医療制度と保険4 | 海外進出してみたよ

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一時的なオーストラリア滞在者が医療サービス受ける


旅行者、学生を始め、一時的にオーストラリアへ滞在する場合、オーストラリアの国民健康保険であるMedicareを持っていないため、実質的に 医療費は自己負担となります。


私が感じた事は、オーストラリアの各検査や治療の単価は、日本よりだいぶ高い。

また 実質 全額負担になるので、検査・治療に 高額請求される可能性がります。

従って、個人的に 旅行保険など 私立医療保険に加入しておくと無難です。


日本の保険会社が提供する海外医療保険は、 旅行等で短期間オーストラリアに滞在する場合に加入可能です。

ワーホリ等で 1年間滞在するときに利用可能な保険もあります。

保険料は カバー内容によって異なってきますので、よく検討する必要があります。

この様な保険のに加入する場合、利用できる病院が保険会社から指定されている場合がありますので 旅行前に確認が必要です。

また、たいていの指定クリニック・病院には、日本人スタッフが対応してくれるので、英語ができなくても安心ですね。

また、指定病院を訪れた際、直ぐに保険が適用され、当日 実際に医療費を支払わなくても良い場合もあります。


オーストラリアに一時滞在する場合、日本の保険会社ではなく オーストラリアの保険会社を利用することも可能です。


例えば…


Allianz Global Assistance(https://ovhcallianzassistance.com.au/)の場合、下記のビザを所持する場合 保険加入可能です。

  • 188 – Business Innovation & Investment (Provisional)
  • 400 – Temporary Work (Short Stay Activity)
  • 401 – Temporary Work (Long Stay Activity)
  • 402 – Training and Research
  • 403 – Temporary Work (International Relations)
  • 407 – Training
  • 408 – Temporary Activity
  • 416 – Seasonal Worker Program
  • 417 – Working Holiday
  • 457 – Skilled Temporary Work
  • 462 – Work and Holiday
  • 476 – Skilled Recognised Graduate
  • 485 – Temporary Graduate
  • 489 – Skilled Regional (Provisional)
  • 580 – Guardian Visa
  • 590 – Student Guardian Visa
  • 600 – Visitor
  • 601 – Electronic Travel Authority
  • 651 – eVisitor
因みに、ワーホリの場合、$112.42だそうです。日本の保険と どっちが良いかは、カバーされる内容の好みだと思いますが、、。
たいていの場合、まずは一旦 自己負担で医療費を支払い、後日 そのレシートを保険会社に提出し 保険の請求を行います。そして、後ほど 登録している銀行口座に 保険金が支払われます。


一方、学生の場合、学生ビザの申請とともに、必ず、OSHC(Overseas Student Health Cover)に加入する必要があります。

OSHCは、Medibankなど オーストラリアの保険会社が提供する医療保険です。

救急車や 基本的な医療サービスをカバーしており、医療費のカバー率は だいたいMedicareと同じくらいです。


では、医療保険に1つも加入していない場合は、どうしたら良いのか…。


この場合、全額自己負担となります。


出費を抑えるためには、もちろん日頃から病気・怪我に気をつける必要がありますね。

また、風邪、ちょっとした創傷などの場合、薬局で薬剤師さんに相談したら 症状にあった薬を出してくれるので、それで様子を見るのが一番。

急な 激しい腹痛など 医師の診断が必要な場合は、公立病院の緊急病棟を利用した方が 私立よりも安く上がります。

しかし、全額負担には、変わりありませんが…。


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以上、オーストラリアは 日本と異なる医療制度を導入しているので、うまく利用するためには そのシステムを十分に理解しておく必要があります。

また、所持する保険を考慮しつつ、 利用する医療機関を正しく選択することが大切です。