オーストラリア、特にメルボルンを州都とするヴィクトリア州で大人気のオーストラリアン・フットボール。私の教え子が四人プロ選手になって活躍してることは以前書いたよね【こちらをクリック】。

 

こちらの人はFooty (フティー)とか、最高リーグの名をとってAFL(エイ・エフ・エル=オーストラリアン・フットボール・リーグの略)と呼び、他国の人はサッカーやアメフトなど他の「フットボール」と呼ばれるスポーツと区別するためにAussie Rules(オーズィー・ルールズ)と呼ぶスポーツだ。

 

この記事では「AFL」の名称を採用する。


AFLで使用するボールは楕円形。アメフトのよりは大きくて、ラグビーのものよりは小さい。私も一つ持っている。



AFLで相手ゴールに近づいていく方法は三つあって、

 

1.味方にボールを蹴ってパスする。ちゃんとノーバンで取れたらパス成功【こちらをクリック(ビデオの16~31秒の間に二回)】。
2.(右利きの場合)左手でボールを持ち、右拳の内側(親指と人差し指側)でボールを打ち出して味方にパスする。「ハンドボール」と呼ばれる技術【こちらをクリック】。
3.ボールを持って走る【こちらをクリック】。

この三つの中で一番難しいのは3番

持って走るだけじゃけぇ簡単じゃろ!?と思うかもしれないが、実は15メートル以内にボールをつかなければならないのだ。そして、そのボールは楕円形。普通についたんではどこに転がるか分からない。コツがあるのだ。相当練習しないとこの「Bouncing (バウンスィング)」と呼ばれる技術は習得できない。

スポーツが好きな男子は、小さな頃から少年チームに入って練習し、小学校に就学時には既にできるようになっている。一方、スポーツが得意ではない子はいつまでたってもできない。

私?

できないから先週ボールを買ったんだよ。只今練習中!