手術を決意するまで

 

 

予定変更です。

日程順に記載する予定にしていたので、本来であれば、手術翌日の様子を書こうと思っていたのですが、

きっと、手術すべきか悩んでいる方が多くいらっしゃるのでは?と勝手に思い込み、

手術を決意した理由と発症からの経緯をまとめてみました。

 

手術を決意したのは、痙攣をマスクで誤魔化せなくなったからです。

 

あと、

  • 一生、ボツリヌス毒素療法を続けるのはイヤだし、
  • なぜか美容院では必ずピクピクするし、
  • 写真撮られるときに自然な笑いが出来ないし、
  • どうやら三井記念病院だと10日以内に退院できそうだし、
  • であれば、夏休み期間に入院しちゃうことで、職場に迷惑かけないし、
  • 自宅療養中は、テレワークで対応できそうだし。。。。。

などと考えていると、

 

開頭手術』って凄く怖いけど、 やっちゃえ!ってなりました。

 

症状を意識しはじめたのは、もう10年以上も前です。

左目の下がピクピクして、職場でも隠せない程になっていました。

脳神経内科を受診して検査の結果、脳腫瘍やパーキンソン病では無いことが確認され、片側顔面痙攣と確定。

内服薬を試しましたが、全く効果がなく、脳神経内科の先生から、外科的治療かボトックス治療のどちらが良いかを聞かれました。どちらも一長一短で好きな方を選べと言われました。

いろいろ調べて、日本神経治療学会発行の「標準的神経治療:片側顔面痙攣」いわゆるガイドラインには、第一選択はボツリヌス毒素療法とのことでしたので、これに従いました。

でも、本心は、長い期間休むことに抵抗があったことと、開頭手術が怖かったことが大きかった気がします。

 

それ以降、今年の7月まで、ちょうど30回、

3か月ごと、ちょうど毎年1月、4月、7月、10月に、7年間と2回、ボツリヌス毒素療法を受けてきました。

最初は顔に注射を刺すのが怖かったのですが、慣れました。

注射後10日くらいでピクピクが治まり、また、注射の前10日くらいでピクピクが激しくなることを繰り返してきました。

治療費は、最初が19000円。2回目からしばらく15000円が続き、直近では12000円弱まで下がりました。

その間、注射針が細くなり、以前より痛くなくなりました。

副作用でドライアイっぽくなりましたが、、、これも、いつの間にか慣れました。

 

手術を受けた今となっては、

「もっと早く手術しておけば良かったな」というのが、正直な感想です。

 

この10年あまり、人と顔を合わせる機会を避け、食事や宴会なども控え、ずいぶん楽しいことや出会いの機会などを失ってきた気がします。

 

次は、 何故、三井記念病院に決めたか の予定です。