アート家飲みインテリアのブログ -20ページ目
天国と地獄。

天国:加藤訓子さん 相模湖。
相模湖の大自然でデトックスし、
クセナキスの素敵なギャラリー展示、
最高の演奏、ワイン付き歓談、
加藤さんとお話でき、
『ヒビキ・ハナ・マ』と45年振りの再開。
一石二鳥の例えに習うのなら、一石六鳥。
前回まで3編で思い入れ全開に書かせていただいた。


地獄:(高橋)アキさんチケット取れず。

当方がアキさんを、ン十年来聴き続けるのを
決定づけたはエリック・サティ。
(ちなみにきっかけは佐藤聰明さん)
そのサティ・プロで
50人規模のサロン・コンサートなのに…。

終演後に、四度(よたび)、
アキさんとお話できれば決定的に(多分)
当方を覚えてもらえた(かもしれない)だろうに
しかもピアノはベヒシュタイン、らしい

11日から予約開始と完全に誤認していたよう。
8日に気になり、アキさんのHPみたら情報がない???
ええっ??? と、
渋谷 BunkamuraのHPへ行ったら、完売だった
(((。O゜)))(((゜O。)))
予約開始は11日ではなく、1日から、だった。
致命的な間違い( ̄○ ̄)
アルツ(ハイマー)の足音…。

でも、予定が立てらない現状だし
大ファンとしては、
アキさんの怪我の回復が順調なればこその
(右手に怪我をされ、約半年のリハビリ中と思われる)
サロン・コンサートなので喜ばしいという事で。

もっとも、当日、仕事とかぶらなければ、
絶対に現地に行くと思う。
防音室でなければ、ちょっとは音が漏れてくるだろうって。

アキさんのサロン・コンサートを含む
『エリック・サティとその時代展』は
7月8日から8月30日まで
Bunkamura ザ・ミュージアムにて。

リンク先です
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/15_satie/index.html
(このブログ・エディターではリンク先へ直に飛べないので
コピ・ペしてください)


話題を変えて
『天国と地獄』を含む
メトロポリス・クラシックス。
エントリーして当選要だけど、
都響を無料で堪能できるかも。



う~ん、エントリーしとくか?
当たって行けなかったら申し訳ないし。
(って、当たったわけじゃないですが)

ここでまた、激マニアックを一つ入れると、
都響と言えば、
10月15日と16日にスウェーデン放送合唱団を迎えての
リゲティ:ルクス・エテルナを含むプロがある。
演奏頻度は2・3年に一度くらいかと思われるので、
個人的にぜひ体感したい作品です。



最後に
「メトロポリス・クラシックス」に
話を戻して、同プロから
2曲引用させていただきます。

加藤さんも、
ストラスブール・パーカッション・グループ
(Les Percussions de Strasbourg)もまっ青?

パーカッションアンサンブルPULSEの
『天国と地獄』。

https://www.youtube.com/watch?v=mSiDGkrndRA


『サン=サーンスの3番 オルガン付き』

https://www.youtube.com/watch?v=bM09KaMeShI

個人的に武満さんとマーラーのカップリング・プロが
気になって仕方がない山田さんと
SHOBI シンフォニーオーケストラ。


パーカッションアンサンブルPULSE、
SHOBI シンフォニーオーケストラ、
いずれにも未来のマエストロがいるかも。


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またまた激+激激くらいマニアックス、
5月1日の加藤訓子さんのパフォーマンス、番外編。

会場にはギャラリーも併設されていた。

(画像は一部加工してあります)

会場には後編で引用させていただいた
SIXXEN(ジクセン)や、マリンバを中心に
加藤さんの『プレイアデス』のリリース元である
リンのオーディオ機器、
さらに左右の壁にはLPレコード
(リンなので、アナログ・ディスクとは言わずに
こう呼びたい感じ)
壁に接して配されたテーブルにはCDや、
図形楽譜等が置かれと、
こちらも本当に素敵な空間でした。

ここで時系列で言うと
ギャラリーを見て、ライブ・パフォーマンス
アフター・トーク、歓談の順で、
当該ギャラリーは歓談の場にもなりました。

ギャラリーの会場に入って
最初に目に飛び込んできたのは
『ヒビキ・ハナ・マ』が収録されたLP。
「うわ~っ、音源あったんだ」
1970年の万博での鉄鋼館館内でのみのもの、
と思ってた。
45年前といえば、
当方でもほんの子供だったわけですが、
我ながらとんでもないガキだった…。

時系列をちょっと戻して、
加藤さんのライブ・パフォーマンスが終わり
次いで、アフタートークとなり、
そこでリン・ジャパンのFさんが
(私人だと思われるのアルファベット表記にて)
「リクエスト受け付けます」と言われた。

そうして、リクエストに応じて
歓談のための会場セッティング冒頭で
Fさんが「さっそくリクエストいただきまして、
『ヒビキ・ハナ・マ』をかけます。」と。

激 嬉しかった。
「もしかして、当方と同じように
万博 鉄鋼館で実体験された方がいたのかも」

Fさんは「轟音」ですが、
と言われLPに針を落とした。
華麗(加齢)な当方なので、
LP12の時代から知ってるリンのプレーヤー。


ガラス越しの、相模湖の美しい自然を借景に
Fさんが仰ったとおりの「轟音」が現出した。


「轟音」、見事な表現。
あたかも深遠なワインの本質を一言で表したかのよう。
個人的に誇張させていただくのなら
「フル・ウェポンのジェット戦闘機の離陸、旋回」

また、同会場に展示されていた
クセナキスの晩年に、献身的な看護をしたとされる
高橋悠治さんの作品解説は次のとおり。
【音のみやびと距離、こだま、花、うつくしさ。
時空の裂け目、たいへん複雑な音の組織。
 弦楽器のグリッサンドの諸形態、金管の多声法、打楽器群、
日本音楽の基本構造がすべてつかわれた。
 このほかに小沢征爾指揮の日本フィルハーモニー交響楽団の
西洋オーケストラの音、鶴田錦史演奏の琵琶の音、
鼓のさまざまな音がつかわれた。
 これらの音は電子音楽スタジオであらかじめ調整され、
空間に配置されて、ぐるぐるまわり、あるいは
はななげなガラス箱の迷路をたどる】
(以上、かな表記等はオリジナルのまま)


会場には、悠治さんのLPももちろんあった。
隣にアキさんのデビュー作。
1秒間に30音も要求される『エオンタ』を
兄弟揃って弾けるのはこのお二人の他に、まずいないのでは?


(ちなみ右端のチェロのジークフリート・パルム氏のLPには
『ノモス・アルファ』が収録されていて、これも凄い)

またまた、個人的には、
聴き始めは悠治さんだったけど、
いつしかアキさんばっかになっているので
当方がボケ老人と化す前に、
悠治さんには『シナファイ』を
井上さんと新日フィルとで演っていただけたら、と勝手に思う。

こうして個人的には、去年の12月から
ピアノのための『ミスツ』をアキさんで、
27年1月に大オーケストラのための『ノモス・ガンマ』を
井上さんと新日フィルで、
さらの本日のパーカッションのための『プレイアデス』、
『ルボン』を加藤さんで、とクセナキスの重要作品を
逃さず拝聴でき、さらにセナキスへの、
いやもっと広義に現代曲への誘いになった
『ヒビキ・ハナ・マ』まで
\(^~^)/\(^~^)/\(^~^)/

転職して環境が変わり、予定が立てられなくなったため
何か月か先のコンサート・チケットは
実質取れなくなったのをフォローしてくれた感じ。


クローズに再び加藤さん。
常陸大宮までは片道3時間近く掛かるので
さすがに行けん。


プログラムは文字通りB→C
(バッハからコンテンポラリー)じゃないですか。
オペラシティにソロで登場されることを願う。

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ピアノ・マニアックスのくせに、
知りませんでした。

本日(5月4日)が、ピアノの発明者とされる
バルトロメオ・クリストフォリ生誕360年と
Googleのロゴのポップアップで出るまでは(;^~^A

バルトロメオ・クリストフォリのフルネームは
バルトロメオ・クリストフォリ・ディ・フランチェスコで
最初のピアノは
『グラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ』
で「強弱のつけられるチェンバロ」という意味で、54鍵。
(以上、ウィキペディアhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%A1%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AA
とのGoogleのロゴ解説を参照させていただきました。
http://societas.blog.jp/archives/1026308672.html)

97鍵盤のベーゼンドルファー290等を除けば、
一般的な現代ピアノは88鍵盤なので
54鍵から時代の要請から音域が拡張され
鍵盤が増えていったのでしょう。

ちなみにベートーヴェンは、
そうしたピアノの発展途上期にあって
68鍵になると68鍵のC音を活かした『熱情』を書き、
73鍵になると、これをフルに活かした
『ハンマークラヴィア』を書いたようです。
(以上は調律師の村上輝久さん著:ピアノの進化の歴史と演奏家 
を参照させていただきました)

ということで、
クリストフォリ氏に感謝をしつつ
クローズにリュービンスタイン氏の『熱情』を
引用させていただきます。

https://www.youtube.com/watch?v=oXyBUo2M_UY

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激+激激くらいマニアックスです。

前編の結びはピアノ・マニアックスに落ち着きましたが、
打楽器類もマニアックスな当方で、現代曲なら、
ピアノ作品と同様に好むのがパーカッション作品。
ストラスブール・パーカッション・グループ
(Les Percussions de Strasbourg 
以下PdSとします) なら
50年記念エディションの15枚組を持っているくらいで、
また、ドラマーで言えば、
ビル・ブルーフォード(英)のリズム・センスや
トニー・ウイリアムスの、マイルス・クインテット在籍時の
シンバル・レガートを『神』と仰いでいます。

そんなわけで、不安が先行の不安と期待で会場着、開演。

『プレイアデス』 (プログラム表記に従って。
原題はPleiades:プレイヤードの場合もあり) は
PdSによって初演された、6人の打楽器のための作品。

そんな『プレイアデス』を
加藤さんはお一人で六重録音&録画で演奏したものを
フィルム・コンサート形式で、
また、パーカッション・ソロの『ルボンa.b.』では
実際に演奏というプログラム。

開演数分で、当方の不安は吹っ飛びました。
さらにプログラムが実際のソロ・パフォーマンスの
『ルボンa.b.』まで進んでみると、
『プレイアデス』の一人六重録音が
ギミックでないことがはっきり分かった。

基調にあるリズムが正確無比なのだ。
当方、自在にソルフェージュできるレヴェルじゃありませんが、
あたかもクセナキスの、精密なスコアが見えるかのよう。

画像は『プレイアデス』
の冒頭部分の演奏のために
加藤さんが特注したというSIXXEN(ジクセン)という打楽器。


以下、プログラム・ノートから加藤さんの解説を
引用させていただきます。

ここに耳慣れない楽器SIXXEN(ジクセン)というものが登場する。
これは、クセナキスが打楽器という楽器に期待をこめて
イメージしただろう、メタル音を実現するための架空の楽器であり、
打楽器奏者とのコラボレーションにより生まれた。
(6人の打楽器奏者=Six PercussionistsとXenakisの合語と思われる)
それは19個のメタルで構成され、素材の選択も演奏者に任され、
これといったマニュアルがあるわけでもない。
微分音などで構成された19個の音は、いかなる音階も
避けなければならず(以下、略) 引用ここまで。


さらに、『プレイアデス』は
6人の打楽器アンサンブルである
前述のPdSが初演した作品なので、
素材の長さを1mm単位で変更したものを6セットも特注しての
かつ、これを一人六重録音&録画。

上記のSIXXEN(ジクセン)は
『プレイアデス』 中のMelanges (混合)で使用されます。
残念ながら加藤さんの演奏ではありませんが
こちらを引用させていただきます。
加藤さんのMelanges (混合)はSIXXEN(ジクセン)の
音色がもっともっと鋭角的で
良い意味でとんがった、
一聴してクセナキスだっ、という感じでした。


https://www.youtube.com/watch?v=A-sIPB_fp3o


加藤さんご自身による『プレイアデス』からの
Peaux (太鼓)がYou Tubeにアップされてたので、
引用させていただきます。

相模湖での映像もこれと同じで
192kHz24ビットの音源を用いてPAはBOSEだった。


https://www.youtube.com/watch?v=_-yERhrWQbo&list=RD_-yERhrWQbo#t=6


さて、アフタートーク後の
加藤さんを囲んでの歓談へと。

歓談会場に入って、
ビール、ワイン、日本酒と目に飛び込んできたとき
心の中でガッツ・ポーズ。


え~っ、シャイな当方は(本当かよ)
ワインの助けを借りないと、
初対面の、しかもクセナキスのスコアを
ひも解くようなアーティストに話し掛けられません。

ところでグラスがワイン・グラスではなくて、
ロング・ドリンクで使うでかいものだったし、
ワインを飲む人がほとんどいなかったので、
白をほぼ一本飲んでしまったところで、チャンスがやってきた。
テーブルをはさんで、目の前に加藤さんが来られた。


当方『絶対音感という言葉がありますが、リズム・キープというより、
絶対的な時間軸の感覚=タイム・キープができないと、
『プレイアデス』の一人六重奏は合わないと思いますが、
何に合わせているのですか?』

加藤さん『グルーヴ感です』

当方(ミクロなベーストラックでなく、マクロ、
全体で捉えているんだ、意外、と思いつつ)
『ベーシックなリズム・パートがある部分では、
そこから録音されるのでしょうね』

加藤さん『それはそうです。何か楽器をおやりですか?』

当方『オヤジ・バンドのベースでしたが(もはや完全に過去形)。
今日はありがとうございました。』

激しい、クセナキスの作品を演奏されるとは思えない
お話させていただくと、おっとりした感じで、
本当に素敵な方でした。

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正確には『神奈川チャーム・ポイント』ですが (^▽^;)

相模湖交流センターでランチ

これで¥500は奇跡、美味かった。

ビールくらいはあったかもしれないけど
アフタートークで、もしかしたらアルコールが、と
ここでは飲まなかった。
(結果、 珍しく予想通りになった。)


いや、何年振りだろう?
カロッツェリア・デザインの国産車で
おバカにアクセル・ベタ踏み、
相模湖にも何回も来たけど、
こうしてじっくり湖畔を歩くのは初めて。


相模湖大橋と、左手が交流センター。




(相模湖大橋は) 1970年にできたんだ。
当方がクセナキスに初めて邂逅したのも
1970年の万博だった。


やはりおバカにと言うか
ダムがあるのは知らなかった。


ダムなので当然と言えば当然なのだけど、
凄い高低差。


雄大な大自然、野鳥も声も本当に素敵に響きで
大いにデトックスできました。


6月のメジューエワさんも来れるといいな。
この6月の公演で、4回目の相模湖公演のようなので
彼女も相模湖の自然が気に入ったのかも。



メジューエワさんのプログラムの一曲
ラフマニノフの前奏曲 Op.32-5を添えます。


https://www.youtube.com/watch?v=lNEhdiG4Yp8

ピアノ・マニアックスとしては、
拡張された低域の鍵盤が、
黒塗りされているがはっきり分かるショットが嬉しい。
ロイヤル・アルバート・ホール(英)はベーゼンドルファー290なんですね。


いったんここまで。
ライブ編に続きます。

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