今回は、美容に関わる全ての人が知っておかなければならない基本中の基本ホメオスタシスについてです。
人間の体にはホメオスタシスという機能があり、日本語にすると恒常性保持となります。
読んで字のごとく、
常に恒に一定の状態を保持するということです。
例えば気温が40度になろうと0
度になろうと36から37度の体温に保たれているのはホメオスタシスによるものです。
なぜそれが重要なのかといえば
対症的にお手入れをした場合、逆の結果を招く畏れがあり、また逆に利用することもあるからです。
必ずお手入れをするプロはホメオスタシスを加味して適切さを求めます。
かなり数多くあり、
例えばレーザーでなぜシミがとれるのかといえばシミを焼いてとっているように思いがちですが実は違います。
これまで何度も申し上げてきた通り、今あるシミを焼いてとったとしても新しく分泌されてしまえばそれで終わりです。
シミは異物が入ったわけではありません。
素肌の防御機能なわけです。
ホクロについては焼いてとったといってもいいですが
シミはケラチノサイトを健全化させない限り何度でも再発します。
シミがレーザーでとれるのは、わざとやけどを負わすことで異常な状態を作ります。
異常な状態を正常に戻そうとする。
これがホメオスタシスです。
よって異常な状態にレーザーでなった肌を正常に戻そうとホメオスタシスが働き、体液が分泌され、その体液の中に細胞を修復するES細胞が含まれており、傷んだケラチノサイトを健全化してくれるのです。
ケラチノサイトが健全化すればメラニンの分泌理由がなくなるので分泌されなくなる。
よってシミがなくなるわけです。
ただ、これは、肌を傷つけていることにはかわりなくリスクを伴います。
ですから医師しかできないものですが、まだまだあります。
今度は悪い例ですが、アトピーの治療においてアトピーは、ステロイドの分泌が少ないため、肌荒れを起こしているわけですが、ならステロイドを塗ればいい。と考えた医師がいました。
もちろん塗った当初は良くなったのですが、その後一段と悪くなりました。
これもホメオスタシスによるものです。
ホメオスタシスは常に一定に保とうとする働きです。
アトピーは、ステロイドの分泌が少ないものであるにも関わらず、外部からステロイドを塗ったため、脳がステロイドが分泌されていると勘違いしてさらに分泌を制限してしまったのです。だから悪化したのです。
同じことは油にもいえます。皮脂の分泌が弱いため、肌が乾燥した。
だったら油を足せばいいじゃないか。
そうするとステロイドと同じ原理でますます皮脂の分泌を弱めてしまい乾燥が加速するというものです。
ただし油の場合、皮脂を抑えたい人もいるわけですし、ステロイドと違って老廃物を排出する役割や精神的、味覚や気温にも大きく左右されるため、一概に決めつけることはありません。
ましてや化粧品の場合、油には栄養を肌に与えるという役割があり、ホメオスタシスを考慮に入れてどうバランスをとるかの問題になってきます。
第一、乾燥は油の問題ではなく、セラミドの問題です。セラミドを安定させるためにローズヒップオイルを使用したり、皮脂の分泌を増やすためにアーモンドオイルを使用したりします。
ただそれ以外のオイルを使用する場合で乾燥肌の場合、一工夫必要という話しで済みます。
またいい例では、発汗の弱い肌にアルカリ性ローションを使うというのもあります。
肌は弱酸性ですから、わざとアルカリにすることでホメオスタシスを刺激し正常に戻そうとする際発汗を促す働きを利用しようというものです。
ただ私はこの方法はあまり用いません。殺菌性を高める酸性ローションのほうを重視します。発汗を高めるより、抑えたい方のほうが多いのもありますし、乾燥性の肌はセラミドを与えたほうが早いからです。まあデトックスには有用かもしれませんが。
あとピーリングというのも汚れを落とすためでなく、ホメオスタシスを刺激するためにあることはあまり知られていません。
角質が薄くなるとこれも異常な状態と感知して元の厚さに戻そうとします。従って新陳代謝が高まる。
ただし、これもハイリスクであることを知らなければなりません。
雑菌に侵されやすくなりますし、やり過ぎて砂漠肌にでもなれば乾燥、炎症の原因にもなり、うまくやるにはメイクアップの制限は必要不可欠です。
リスキーであることも知らずに以前のように洗顔至上主義が出回るとシミだらけの肌になる。
このようにあらゆる場面でホメオスタシスは、美容に関与してくるのです。
適切さを求めまるならホメオスタシスを知らなければ得ることはできない。
これが美肌の鉄則です。
アウセクリスのたけさんでした。
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