ここからが本題です。
僕が忘れたくない、記録しておきたい事柄に触れます。
貯金も底をつき、焦っていたある日。
池袋のメトロポリタンホテル付近で一人の外国人女性が立っていました。
彼女は日本語がそんなにわからないらしく一人でウロウロしてました。
何か困ってるんだろうな~と思いましたが特に気に留める事もなく、いつもと同じように彼女の脇を通り過ぎようとしたその時でした。
『スミマセン・・・アノ・・・コレ』
彼女は他にも沢山の人が行き交う中、なぜか僕に話しかけてきました。
彼女が『コレ』と言って見せてきたものは小さな紙でした。
その紙にはお世辞にも綺麗とは言えない日本語でこう書かれてました。
『ぼきん きょうりょく ください』
そしてその紙の隣には小さな子供たちが写ってました。
僕は貯金もないし、金銭的に余裕もない。
その時財布に入ってたお金は6千円くらい。
普段だったら無視しますが、その日は何故か募金して上げたいと心から思いました。
なんでか分からないけど僕の中の何かが僕を動かしたのは事実です。
僕は一言だけ彼女に伝えました。
『募金だよね?少しだけどごめんね。』
僕は彼女にそっと1000円を渡しました。
彼女は嬉しそうにその1000円を黄色い封筒に入れて一言僕に伝えました。
『あなたが幸せでありますように』
この一言・・・
この何気ない言葉が僕の中の何かを突き動かしたのです。
僕の世界が動き始めた瞬間でした。
見ず知らずの女性に、しかも国籍も違う女性にたった1000円を寄付しただけなのに
何万円、何十万円と寄付したわけじゃないのに
彼女は心からの笑顔で僕に幸せを祈ってくれたんです。
よく考えたら他人から幸せを願われたのなんて初めてだと思いました。
『幸せでありますように』
僕にはこの言葉が魔法の言葉に思えたんです。
人の幸せを心から願う事ってなんて素晴らしいんだろう。
僕は彼女にその言葉を言われた時なんだか照れ臭くなり無言でその場を去っていったんですけど、もうワクワクが止まらなかった。
そのことを誰かに伝えたくて実家の母に電話して今起こったことを全部話してしまいました(笑)
母は嬉しそうでした。
家に帰ってからも彼女の言った言葉が忘れられなくて、ワクワクやドキドキが止まらなかったのを覚えてます。
その時、僕は思ったんです。
人から幸せを願われることって凄く嬉しい事なんだ
こんな単純な事で人は本当に幸せになれるんだって…。
だったら僕にも人を幸せな気持ちにすることが出来るんじゃないかって思ったんです。
そう思ったら、僕は昔から思い立ったらすぐ行動しないと気が済まない性格だったので、まず何が出来るかを考えました。
僕には何かを始めるには資金がない。
あるのは根拠のない自信と友達だけ。
幸い僕にはバンド時代のファンの子でヨーロッ在住の女の子がいて解散する時に連絡先を交換してよく連絡を取っていました。
僕はサッカーが大好きで特にスペインのレアルマドリードが大好きでヨーロッパに行くのですがその際によくしてくれたりと凄くいい友達です。
そのヨーロッパの友達と国際的にビジネスをしていきたいと考えて、さっそく連絡をして僕の考えを伝えたところ、理解して頂き協力をしてくれることになりました。
また、同時期に僕のバンド時代のローディ(お手伝い)がタレント事業を始めたいと相談してきましたので彼にも僕の思い、『幸せ』を感じてもらうという事を念頭に話をして理解してもらい一緒に事業を始めることにしました。
上記でも触れましたが僕は思い立ったらすぐ行動しないと気が済みませんので、まずは個人事業として会社を立ち上げることにしました。
それと同時に今まで働いていた会社を退職することにしました。
まさに0からのスタートです。
しかし不思議と不安はなく、根拠のない自信だけがありました。
なので何も怖いものは無く、個人事業を立ち上げました。
ここが今現在の僕の状況です。
いきなりなんの知識もない僕が現在、海外事業とタレント事業を始める。
他の人からみたらリスクがでかいと思われるかもしれません。
または、絶対成功するはずがないバカじゃないか!と思われるかもしれません。
でも僕は、リスクがでかかろうが、バカだろうが何かを始めることによって誰かが幸せを感じてくれるゴールを明確にイメージしていますので必ずやり遂げます。
もしかしたら形は変わっていくのかもしれません。
形は変わろうとも僕のビジョンは変わりません。
あの日池袋で名前も国籍もわからない女性に言われたたった一言の言葉
『あなたが幸せでありますように』
この言葉が僕の世界を動かした。