LOVE & FREE!!! -30ページ目

291日目_しんぱしー。2010-06-29

初日からありえない衝撃を喰らい、精神的にも弱っていますが、

どれだけもやもやしてても、朝は必ずやって来るわけで。
今の家にいる以上、仕事に行かないといけないわけで。


ユミちゃんと話し合って、上の人に言って
パッキングからピッキングに移動することにした。

どっちみち働くなら、みんなと一緒が良いし
あの金額を見て、働く気力が出るわけが無く。



ということで、
今日は手でいちごを収穫するハンドピッキング。

30箱分採ったけど、たった30ドル。
昨日よりはいいか…って、いやいや!基準がおかしくなってるし!!

やっぱやる気が全然起きない。。

LOVE & FREE!!!

奴隷になった気分になるわ。。。


同じファームの仕事でも場所が違うとこんなにも違うのかって思う。






そして今日の夜ご飯はTMがピザ食べようって提案しみんなで食べることになった。
(毎週火曜日はピザが安い日なのだ!)

人数が多いからみんなでたべるとなるとすぐパーティーみたいになる。
LOVE & FREE!!!



イリンと買い物に行ってたらスーパーでYJにあって、
YJも一緒にうちで夜ご飯食べた。


YJもスタンソープからも友達だから、前のTMのこと知ってるわけで、
だから変貌ぶりわかってもらえるかと思ったけど、
一緒に住んでないし、働いてないし、そんなに違いがわかんないって。




うちつくづく、ユミちゃんとSBが一緒にいてくれてよかったって思った。

イリンも昔のTMを知らないから、いくら説明してもわかってもらえなくて

仕事もちょっとおかしいし
TMもかわっちゃったし
まわりは台湾人だらけで


今のこの状況で、
もしたった一人で「おかしい」とか「変だよね」って、わかってもらえる人がいなかったら
今よりもっとすごい不安だったと思う。


うち的にはやっぱTMのことがでかいな。



共感できる。してもらえる。って、すごいことなんだなって思ったし。
そういう存在がいてくれることのありがたみをすごく感じた。

290日目_罠。2010-06-28

お日様より早く起きて、仕事に行く準備を始めた。
みんな眠そうな顔してたけど、一ヶ月ぶりの仕事に心なしかわくわくした感じがあった。

そうです。
今日からカブーチャでの仕事が始まったのです!


送迎のワゴン車に詰め込まれ、イチゴ畑の前で一度みんな降ろされた。
畑の横に作られた小屋にファームステイしてる人たちもいて、
ここのファームは何十人ものワーカーを抱えているらしい。

しかしぐるりと見渡しても、日本人がまったくいない。



『カップルは一緒に組んで仕事をするように!』



え?!
カップル…って、、、


チラリとTMと目が合うものの、

ぇ、え~っと…いやいや、
うちら家族だけどカップルではないよねwww


なんて目でパチパチ会話してたら、

『ジャパニーズガールズはこっちだ!!』って、
なぜかうちとユミちゃんだけまた車に乗せられた。



向かった先はシェードの中のパッキング場だった。


えええ~
なんで?!
なんでうちらだけ?!


まーでも、日陰だし、力仕事ないしピックより楽かも!
って思いなおし、それなりに一生懸命やった。



休憩時間、外に出たらSBやTMが見えた。
LOVE & FREE!!!

LOVE & FREE!!!

二人の頑張ってる姿を見たら、うちもやる気倍増!
でもやっぱ別々に働くのはちょっと寂しいね。。




8時間みっちり働いて、最後に今日一日の明細をもらう。
今回はコントラクトという歩合制の給料体制なのだ。

パッキングはイチゴのパックを何パック詰めたかによって金額が変わるようだ。



うちらは初日だし、教えてもらいながらやったからすくないだろうな~。
なんてユミちゃんと言いながら受け取った明細を見たら…この世のものとは思えない金額に思わず2度見してしまった。

桁が間違ってるんじゃないかと思って
落ち着いてもう一回見直してみた。



15ドル。



え…なにこれ。
8時間働いてたったの15ドル?!

きっと何かの間違いだと思って、
パッキングを仕切ってるオーナーの奥さんに確認しに行った。


『あなた達の今日の金額はこれで間違いないけど。』

なんの悪びれも無く、むしろ不思議そうな顔して彼女は言った。




ありえない。
一日働いて、スタンソープのときの約一時間分の時給しかもらえないなんて。

なにこのファーム。
信じられない。。

完全に違法じゃん。



ビックリしすぎて、開いた口が塞がらない。
言い返す気力もなく卒倒寸前だったけど
なんとかユミちゃんと2人だったからギリギリ立ってたと思う。


どうしよう。

こんなんじゃ、ここにいるだけでマイナスだよ。。。

ピッキングの方はどうだったんだろう?






家に帰るとイリンが到着していた。
一緒に住めることになったのはすごく嬉しいのに、変なファームに招待してしまったことに責任を感じて素直に喜べなかった。

イリンの他にもまた台湾人の新しい入居者がドンドン増えて
うちらの家は一気に20人になった。

こんなに大人数で暮らすの初めてだから、
予想はしてたけどやっぱり落ち着かない。
カブーチャは台湾人が多いとは聞いてたけど、ここまで集まってくるとは思わなかった。

$LOVE & FREE!!!

そして
戸惑いを隠せないうちらと、
社交性を生かしてどんどんみんなの中心的存在になっていくTM。



引越した日から確実に少しずつTMは変わりはじめていた。
うちらと話したり、一緒に過ごす時間がどんどん少なくなっていた。


これはヤキモチとか、そういう話ではない。


態度も笑顔もちょっと違う。

毎日ずっと一緒にいるから、
うちにはわかる。感じる。



すぐ隣のベッドで寝てるTM。
でもすごく遠いところにうちが知ってるTMは行ってしまった気がするよ。

289日目_スルース。2010-06-27

『引越しが確定した。明日そっちにいくからね』

電話でイリンがオーナーと話がまとまって引越しが決まったことを教えてくれた!


そして私達もファームオーカーから連絡があって、なんと明日から仕事にいけることになった!
しかもここの家のみんな一緒に。
早くない?
すごく良いテンポ!

移動することを決めてよかったねってみんなで喜んだ。



また四人一緒に住める家に引越しできて、
ファームで働けることになって、
イリンと一緒に住めることになって。


せき止められてたダムが放流するように、
運命の水が大きな飛沫を上げて流れ出したような気がした。


私はその道が進むべき道であるときは、物事はトントン拍子で進むことを知っていた。
オーストラリアに旅立つに至る一年間はまるでそんな感じだったから。


力まなくても、焦らなくても
自然に思い通り進む。






このときの私は今回も単純に“そう”なんだと、
信じて疑わなかった。


$LOVE & FREE!!!

これから、いくつもの試練が
待ってることも知らずに。