長男がオーストラリアで野球をしており、
もっと野球を追求したい希望で2週間の
スクールホリデーを使い日本の高校見学
をして来ました。
7月の夏休み前と重なり、高校野球は夏本番。
地方大会の真っ最中での学校訪問。
7月から8月に掛けてオープンキャンパスを
実施している学校もあり、日本上陸後の
土曜日の昼からのオープンキャンパスと
次の週末の土曜日のオープンキャンパス
2校行きました。
残念ながら2校とも同じ日に野球部の大会と重なり、
野球部見学が出来ず。
その他個人訪問で3校平日に周り、
ほぼ毎日学校見学等でスクールホリデーを過ごした。
長女は6年生、最後の日本の小学生を体験し、
次男もつられ小学校に通った。
結論から言うと、どの高校も7月の時期に
野球部入部者が決まっていました。
ピラミッド型で小学生から中学、高校へ
野球をするのに日本の野球のシステムが
出来ているようで、夏の大会前には野球少年達の
進学先がほぼ決まっているようでした。
高野連の関係で直接トライアウトなど出来なく、
中学生の野球を見て決めるか中学生の監督推薦
で決めるようで、長男の野球をアピールする
環境がなかった。
軟式野球はまだ大会前なので大会修了後
8月の体験会からピックアップする予定とのこと。
軟式野球は中学の部活なので監督間の繋がりは弱そう。
今の高校野球、多くの高校で野球部の部員も
定員を決め各年20名のみとかで締切るようだ。
また寮も定員があるため、学校に入学出来ても
野球部や寮に入れないことが既に決まっていました。
ある高校では
昔ながらの70名から100名の部員がいる学校。
定員はないけど、一般入部でレギュラーを
取った選手は15年部長をしていた教頭が
誰一人いないと教えてくれた。
Aチームはほぼスカウトで埋められ、一般入部生は
Cからのスタートと決まっているそうだ。
球拾いから始まり、昔ながらの上下関係も
ありオーストラリアの野球のシステムと
まったく違うとのことを説明を頂く。
メディアで元プロが話すように1億払っても
高校1年生に戻りたくないと野球部監督が
おっしゃっており、はっきりとこの高校で
野球をすることを辞めたほうが良いと
アドバイスを貰った。
他の高校も理不尽なことが多いと説明。
失敗は許されない、だから罵倒する。
練習でひたすらミスしない練習をする。
トーナメント方式なので失敗が許されない。
1回負けたら終わりなので失敗しない練習をする。
学校見学の中、いくつか野球部見学をしたが、
やたらと練習が長い。Aチームがめいいっぱい
グランドを使い、同じ練習をひたすら繰り返す。
その周りでBチームがティーバッティングをしたり、
ウェイトをしたりとCチームになると
サポートメンバーとして野球が出来ない。
ちょっとでもトンボがけが遅いと罵声が飛び交い、
まったく野球が出来ていない。
そう個人練習の時間は全体練習でほぼなかった。
こっちの選抜の練習は12名を3グループに別け、
コーチ3名プラス親のサポートで
ヒッティング、守備·ピッチング、
全体練習で1時間半くらい。
ヒッティングのみの日もマシーン20球5セットの
間に置きティー· ロングトスでローテする。
見学した学校ではAチームが20名なので
圧倒的に時間が必要。
練習が長いので、自主練の時間が取れない。
オーストラリアは練習が少ないので自主練が大事。
1つの高校はレベルが高く感じたが他はあまり
凄みを感じなかった。長男も努力次第で
充分レギュラーを取れると感じた。
(大会中なので軽めの練習。
ただヒッティングや守備練を見ても
チームワークに強みを感じた)
いかにチャンスをもらい
いかに自分で自分を成長させるか。
そこが課題であり問題である。
長い練習時間の中、短い自分の為の練習を
自分で考える必要がある。
今まで常に僕や嫁のサポートがあったけど、
高校に入ったら全て自分。
新しい環境で長男は正しい判断が出来るのか?
まず圧倒的な体力の問題。
日本の部活を経験していない長男では
今のままだと高校野球についていけない。
次は日本人としてのアイデンティティ。
オーストラリアで育っている為、
言葉は話せても日本人の空気·常識がない。
監督が目を見て話せと言われあたふた。
僕から見て監督は優しいが、野球部監督の独特の
雰囲気から長男は威圧的を受ける。
この2点の他、日本の夏、湿気の多い中見ている
だけでぐったり。夏本番の高校野球で日本の夏に
慣れる必要もある。
ベースボールと野球ってまったく違う
競技だとわかりました。
同じ練習をしたらしっかり成長するかも
しれない選手も球拾いをしてチャンスを
掴めない生徒もたくさんいると思う。
オーストラリアではまず同等のチャンスがある。
が日本は勝たなければ行けない。
高校も生徒集めの為、良い成績を出さなければ
行けない。
よって結果が出そうな選手を優先して育てる。
逆に長男の英語は評価された。
大学に行かす事も高校や監督の仕事だそうだ。
監督は大学や就職まで進路まで考えて生徒を取る。
長男への期待は大学進学や良い企業に
就職してくれるかを判断された。
野球部の親は期待感や子供も成長の可能性に、
子供の高校生活で何百万も払っている。
部員の10名程は野球で、その他は野球部としての
努力賞で進路を決めていると感じた。
確かに理不尽だと感じた。
ほとんどの部員の費用がその子に反映されていない。
オーストラリアから来た長男はゲスト扱い。
現実はそんなに甘くないことを丁寧に教えてもらえた。
高校野球にあこがれをもって訪問した学校で
厳しい世界を教えてもらい長男はどう決断するのか?
選択する前に見て確かめる経験が出来た。