6歳の頃
両親が離婚し生き別れた母に未だ会っていません。
デビューするまで。
それまでは会えない。
そう決めてます。
母のことはほとんど覚えていません
なぜか母の車の中でテレサ テンさんの「時の流れのように」が流れていたことだけが、やけに今でも記憶に残っています。
それからは
悲しいこと苦しいこと
沢山のことがありました。
小さい頃
家族そろって旅行に行く友達が羨ましかった
悲しい顔をしてると、やること全てが悲しくなる気がして
意味もなく笑ってばかりいた
私は大丈夫。って笑わせてばかりいた
でもきっとみんな気づいていたよね
私が泣いていたこと
無理してたこと
沢山の人に支えてもらってみんなに育ててもらって・・・・。
今は実家に帰るたび、沢山の人のやさしさを改めて感じることが多くなりました。
私を育ててくれた親戚。
友達。
そして私の家族に心から感謝してます。
だから今になってやっと昔のことを人に話せるようになった。
笑えるようになった。
だから、この曲も作れました。
「母へ」
そう思えた今この22歳の今のericaが感じれたこのキモチを忘れたくなかったから。
「母へ」 作詞・作曲 erica
誰もが知らないふりをしてた
笑って自分を守って気づかないふりをしていた
甘え方も分からず いい子のふりをして
心に鍵をずっとかけていたんだ
突然ポストに届いたあなたからの手紙
張り詰めていた糸が切れて涙が止まらなかった
会いたくて 飛び出した
行くあても分からず走っていた
幼すぎた私をそっと星だけが見てたの
あれから20年たって 私も大人になり
大事な夢もできて好きな人もできたよ
偶然見つけたあなたの私を抱いた写真
笑うとえくぼができるとや 白い肌はあなた譲りだね
愛しいよ その両手で
もう一度私を強く抱いて
素直になれず困らせたね
ほんとは今すぐ会いたい
そばにいて 離さないで
何一ついらないから
世界中どこにいてもあなたはたった一人の母だから
この空の向こうがわで 私は元気でいるから
あなたが大好きだった歌を今日も歌ってるよ