お薬師様のご縁日には毎月赤穂市の普門寺にお参りにいきます。
午前中は「さとりの智恵」の仏教聖典教本の中から1章づつご住職さまが体験談を交えながら解説してくださるのです。
8月の真理の言葉は「おのれのもの」でした。
これはわが子、わが財産と考えて愚かなものは苦しむ。
おのれさえ、おのれのものでないのに、どうして子と財産とがおのれのものであろうか……というテーマでした。
思うようにならないから苦しみ道筋がわからない!から迷う。
大自然の法則・すべては無常変化の中の一瞬であること。
私たちは何事かを得るために紛争していてプロセスを楽しんでいないけれど、そのプロセスが大事だと!おっしゃいました。
宇宙の波動とは真理のこと。
優しくて思いやりがあって自分の存在を受け入れてくれている。
愛の波動の中にいると本当の話ができ居心地よくなってきます。
自分という存在を認めてもらうことによって元気になってきますよね。
無理はしないけれど、積極的に今手にあるもので前に進むこと。
お勉強会の中で
対人関係の中で苦しんだり悩まないためにどうしたらいいでしょうか?という質問がありました。
ご住職の答えは止観少し立ち止まることが大事だと、すぐに自分の中に入れないで一呼吸しておちつくとか、間を作る・自分と相手の間に球体があるような感じかな?
そうすると心に余裕ができてきて思いも変化するかも知れないから。
今自分にヒットすることを感じてやってみることも必要ですね~と。
気を遣うことは緊張を生み出し、心の声に蓋をしてしまいます。
気を使う時自分を守るため?それとも相手の立場になって考えようとしている?気の使い方も色々ですね。
爽やかな人生を!
根がしっかりしていたら一時的に枯ても根付いていくの。
そのためには愛の波動・言葉がけが大事だとおっしゃいました。
普門寺には2000年前の大賀蓮の種が数年前にやってきて、発芽して花を咲かせるようになりました。
6月のお不動さんのご縁日に大きな器がやってきたのです。男の方数名で設置するの大変でしたが・・・FBの動画で載せています。
新しい器に根付いた大賀蓮の一部をわけ、暑い時期に根付くか心配され毎日、蓮に言葉をかけていたようです。
枯れたように思えた蓮が元気に育ってきました!と笑顔でいっぱいでした。ご住職は原種いつも、素になる種を大切にしています。
もともと私たちは仏の種をもっています。
因(たね)因縁・因がどうような縁に出会うかによって結果がちがってきます。
お釈迦さまは「何物も自分のものでないと知るのが智慧であり苦しみから離れる道である」と教えています。
お薬師様のご縁日は毎月8日です。