いい顔しています。
ニキビだらけで青春だなあ、とても魅力的。
黒点も複雑な構造が多く見られるようになってきました。
実に楽しみです。
で、何が楽しみかといいますと、
大きなフレアを起こす可能性が高くなっているからで、
それによりオーロラの活動も大いに期待できるというわけです。
黒点でフレアを起こす可能性が高く、
黒点が増えると爆発も増える、
すなわち、黒点が多いと、オーロラが活発になる傾向があり、
20年ほどオーロラを見続けてきた私の感覚でいいますと、
これらのことは一致し、感動を持って体感できました。
最新の黒点数のグラフを調べてみました。
私が初めてオーロラを目撃した2001年から20年、
しっかりオーロラを観察してきたといえますが、
以下は単純に黒点の数のグラフですが、
私の気持ちの高揚のグラフといってもいい感じです。
2007〜2010年頃のオーロラは、時々は活発な日があるのですが、
平均すると本当に弱々しかったのです。
めったに絵になるようなオーロラは登場してくれなかった感じ。
ところが、東日本大震災の2011年から、急激にオーロラが暴れ出しました。
その頃の私の高揚感は今でもよみがえります。
2011〜2015年くらいまでは大感謝祭的な夢のような活動日がありましたが、
過去70年のグラフ(↑のグラフの下の方)を見ると、
普通の極大期の半分程度であることがわかります。
私がフィーバー(死語?)した極大期は、
実は過去最低レベルの弱さだったのです。
ならば、私としましては、なんとしても平均的な極大期を、
すなわち、黒点数が250くらいの活動度を経験したいと熱望しているわけです。
単純に、あのフィーバーの2倍くらいの活動を体験することができるはずです!
このような大当たりが2倍くらい楽しめるかも?(確率の問題ですね)
ちなみに、私が埋めれる少し前、
1958年頃の極大期は、過去400年で最大の黒点数で、
当時は北海道に限らず、東北や新潟付近でも、
真っ赤な夜空を目撃した多くの報告が伝説になっています。
2015年にNZで撮影。
1958年頃は、日本でもこのような光景が見られたのではないだろうか。
この時代に目撃された人たちは、
当時はまだ子供の頃であっても、当時のことがとても印象的であったためによく覚えていて、
私も軽く100人以上の生き証言を聞いています。
多くの方は「真っ赤だった」と言い切るのが印象的で、
これはよほど光が強かったことを表しています。
さてこれから先の黒点数、すなわち太陽活動度の予想ですが、
私なりに過去の平均的な山を当てはめてみました。
期待を込めましたが、前回が低すぎですから、大いに期待できると期待しています。
オーロラ狙いの人は、単純に山が高いほどうれしいわけです。
オーロラを見に行こうとお考えの方、
ゴージャスな撮影を期待されている方にはいい時代がやってきました。
2023〜〜2026年くらいの間が絶好機となります。
ピークは2024〜2026年頃と思われますが、これは確率の問題です。
例えると、2024年と2025年は違うか?というと、違いません。
もし少しでもチャンスをと気にされる方は、
「1日でも多く滞在する」ことにこだわるとよいと思います。
太陽の活動は地球の周りの宇宙空間に反映されています。
日々刻一刻と変化しています。