これは昨日アップした超広角レンズではなくて
レンズを変え少しアップにオーロラだけを
撮った写真です。
実はこの遠征中に手袋を紛失。
いつも予備で二つあるのですが、一つは10月の
燕岳で朝ー4度で手袋がない方がいたため貸与し
そのまま返却してもらうのを忘れカナダへ戻ってしまい、
カナダに予備でひとつあったはずの手袋も見当たらず
オーロラ初日は-15度くらいで素手で撮影すると
カメラは金属パーツが多くさすがにまだ自分は原住民に
なりきれてなくて手が痛いので
原住民の宝刀のビーバー毛のミトン（北極用）を装着しても
カメラを触るときは結局はずさないといけなく素手なので却下。
街まで往復240km走り手袋を買いに行くのは時間も燃料も無駄に
消費してしまうので必ずあるもので対応できるはずと考えてると
冬用厚手の靴下を装着してみると見た目はミトンのようで
いけそうでしたが、指先が動かないので
日中この状態でオーロラ撮影時に触るカメラのボタンと
構図を変える時に使用する三脚のレバー操作を靴下ミトンをはめて
ひたすら練習。
一瞬の操作のミスが刻一刻と変わるオーロラの元では
命取りになるのでこれで真っ暗の中でも完璧に操作できるように
して挑みミトンは多分昔の人は寒い時に靴下を手にはめて
それがミトンになったんだなーと一人で納得しながら
撮影に成功した一枚です。