![mac3](https://stat.ameba.jp/user_images/04/54/10072264616_s.jpg?caw=800)
タルキートナからのマッキンリー。望遠レンズで撮影
今朝から大雨でしたが急に快晴になり今日は飛ぼうとパイロットに会う前に
イメージトレーニングをしてカメラも3台用意。
デジタルを一台にしてあと2台はフイルム。
デジタルではパノラマを作成するようセッティングし
フイルムの2台は解像度を大きくするため
判の大きいものを用意しました。
飛行時間は80分ほど。山への往復移動時間を考えると
山を撮影できるのはおよそ10分から15分。
10分で約200枚ほど撮ることになります。計算すると3秒で一枚の割合。
ということはフイルム交換が精いっぱいでレンズを交換してる時間はありません。
ホームコースのユーコン上空ならどこで何が出てくるかわかるので
余裕がありますがマッキンリーは初めてなので
イメージ通りには、簡単にいくとは思えません。
出発前は今回失敗は絶対許されない一発入魂なので入試前
のように緊張感たっぷりでした。
地上でパイロットとセスナ機自体の確認をするのですがまずレンズに
ガラスが反射しないよう窓をはずし、助手席のシートも
はずしてもらい離着陸以外は
シートベルトをしないで命綱一本のみを体に巻きシートのない
広い助手席で180度自由に動けるようにします。
お客さんと一緒に乗るセスナからの撮影では窓とシートベルトは
安全上の為はずせません。
窓を開けてるとマッキンリー上空はかなり寒いと
予想されるので冬用の防寒具も用意。
そしてパイロットと入念に地形図の模型を見ながら太陽の位置、
どの山にどう当たるかということを確認していたら
自分が狙ってる地形のところに太陽が当たらない時間ということが判明。
妥協した写真なら一枚も撮らない方がいいと言い聞かせ今日は飛びたかったのですが
初心の撮りたい場所を貫こうとまた待つことにしました。