みなさま
こんばんは
星のおと いちこ です。
先日より
宇宙の記憶の物語を書き始めました。
この物語は
２０１４年にこのアメブロに投稿させて頂いていたものですが、今、再びこのタイミングに
この物語を完結させることになりました。
付け加えや登場人物名の変更はありますが
大まかな内容は変わっていません。
この「一滴の種の物語」は
一話完結ではなく
「鳳凰記」と「星の電源が切れる時」
そして、交流会などで皆様にお配りさせていただいた
「鳳凰記〜日地月〜」
と繋がっています。
長い長い悠久の星の記憶が
溢れ出でて
私に書けと促しました。
今、この大転換の地球に生きる全ての人々へ
お伝えできる所までお届けできればと思います。
（※物語のコピー、引用はお断りいたします。）
前回のお話
一滴の種の物語
第1章
〜リラ〜
膨らみすぎた大樹の命は、
もう一つの姿を持つことにより
一旦の成長を止め
さらなる均衡をはかった。
橘の大樹のもう一つの姿は
青緑の瞳と麻色の豊かな髪の少女「リラ」
「リ」とは理を表し、
万物の火水の息がよく循環している状態のことであり
正道の教えとはリを教えること也。
「ラ」とは陰・地・母・雌 を表し、
瑞の御霊、太陰、滴る瑞（水）の意。
リラは大樹の中で垂乳根を飲み、
クリスタルの泉で遊ぶ
クリスタルは日の光を乱反射しリラの御霊を鏡として星の隅々までその光りを送り届けた。
リラはテラの守護者である橘と
「カヒコ＝（テラの双子星リラの女神アマであり月の神）」の受精体だ。
※注釈
上記の物語は「鳳凰記」に記す。
橘は以前アマがそれと望んだように、
肉の体を与えたが
その御霊はクリスタルのように透き通り、
宇宙に瞬く一等星の如く輝く
二つの星の神子だった。
彼女の側には常に最良の友がいた
若草色と輝く山吹色の「麒麟」
そして燃ゆる七色の曙の「鳳凰」
彼らはカヒコがリラを旅立ったその時から一時も離れず
リラを見守り、助け、導く
リラは大樹（橘でありテラ）と意識を共にし
万物の精霊、妖精、聖獣達の声を聞いた。
彼女が歩くと
種が芽吹き、花は種を付け、
大地に落とした後、
枯れ
またすぐに種を芽吹かせる
彼女が歌うと
動物達は生まれ、成長し、死に
その亡骸は
朝露を含んで青々とした
草木に包み込まれ
小さな細菌や虫に食われ土へ還る
純粋無垢、穢れなきリラの目には、
その生命の躍動や循環の全てが喜びであり
愛おしく感じた。
「わたしもテラと一つになりたい。」
橘の大樹の周りには天使の子だけではなく
妖精、精霊、聖獣、、神、御子
様々な光の存在が集まるようになり
命は拡大していった。
続く
嗚呼 惟神 御霊幸生ひましませよ
（あぁ かむながら みたまさちはひましませよ）

星のおと いちこ
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かむながら たまちはひましませよ
かむながら たまちはひましませよ
天地の真象に倣い
大自然、或は真理のままにお導きください。