親友の顔が子供にかえった
私が出逢う前の、見たことはないけれど、私が知らないくらい昔の、赤ちゃんみたいなあどけない顔だと思った
その顔はとても可愛く魅力的だった
そして私自身もどんどん昔に戻って行く
闘うためになんまいも着込んだ鎧を
いちまいずつ叩いて壊した
最初の一枚が壊れた時の頼りない気持ちを忘れない
見ないようにして来た、本当の私は驚くほど幼くて
今のままでは生きられないという
いちばん見たくなかったことを見なければならなくなった
それなのにどんどん鎧は壊れていって
そして今回の旅で、私は完全に
丸腰になってしまった
生きるために傷つかないために感じないことを選んで
感じていても感じてないと思うようになって
それでうまく行っているような気がしていた世界に
まるごしで放り出された時、
私はどうしたらいいんだろうと途方に暮れた
今の私は完全にゼロになって
ここからやりなおしていかなければならない
でもひとつだけ分かったこと
今度は私のままでいたい
私の中にもあるのかも知れない、
愛や優しさを隠したりせずに
世界に合わせたりせずに
ありのままの自分でこの世界に存在していたい
