オーストラリアのオーラソーマと占星術とクリスタルの店ガイアハウスのマキです。今日は宇宙の目線でするオーストラリア式コスミック子育ての勧めです。
『マキさんが今の仕事するきっかけは何でした?』とよく聞かれます。
子供の頃から人間ではなく石とお話しする変な子ではありましたが、それなりに地球に馴染んでいき、そんなことはすっかり忘れて大人になった私が、自分の本来の居場所に戻ったきっかけは長男の子育てです。
何度かブログで悩みと葛藤の子育ての日々をシェアしていますのでご存知の方も?
息子が言葉だけでなくあらゆる成長が周りの子よりも遅れていると気づいたのは3歳の頃でしょうか?そのころの私は子育て本やマザーズグループが正解と思い込んでいたので、そのとおりに成長していない我が子が間違っているという結論に一旦飛びついてしまいました。
ところが、持ち前の直感が働いて、どうしてもその社会の基準に当てはめることに違和感を覚えるたのです。そして『どうせ子育て本どおりに成長しないのなら、本を捨てて私と息子だけのオリジナルの子育てで行こう!』と決意しました。そしてその日から息子を観察して分析することにしたのです。
周りが文章を話し出す頃にも自分の意思をうまく伝えることが難しかった息子をみて『この子は大人になっても会話はできないかもしれない』といった大人もいたし『同じ学年についていけないのでは?』といった大人もいました。
でも、子育て本や社会の常識を無視して私と息子だけの時間にしっかりと息子のことを見ていたら、気がついたのです。『この子は全部理解している、そして彼の認識パターンは言葉ではない。だから言葉は遅いけどちゃんとコミュニケーションをしている』ということに。
例えばお友達がグループで遊んでいても、一人でポツンと離れて遊んでいたりします。でもグループが揉め挙句に一人の子が仲間から外れて泣いていたりすると、優しく慰める言葉をかけるまではいきませんが、その子が一緒に遊んだり眺めたりできるように自然に近くに移動して同じようにあそびはじめたりします。
言葉で説明したことに言葉で『はい!わかりました!』と表現はしなくても、私が『こうして欲しいな』と思ったことを自然にやってくれたり『あれとって欲しいな』と思ったものをにっこり笑って手渡してくれたりするのです。
しっかり子どもを観察してくれる先生やお医者さんがいれば、一人一人の子供には特有のコミュニケーションの成長パターンがあって、実は彼らなりに伝えたり受け取ったりしていることがわかるはずです。そこに気がつかずに『通常のパターンを示さないからこの子はコミュニケーションの成長が遅れている』と決めつけてしまうと、そのように親も思いながら子を育て、そのようにその子も育ち、それぞれの本質でそれぞれのスピードのパターンで開花していく才能が埋もれてしまうかもしれません。
アインシュタインは9歳でも自由に話をせず小学校では非社交的で頭の回転が鈍く何の取り柄もない子だと評価されていたのですから。その結果20世紀最大の頭脳とよばれるアインシュタインは小学校をクビになっています。
大切なのは社会の基準に惑わされず、我が子をじっと観察することなのです。その子だけの子育て本を作ることなのです。成長が早くても遅くてもスポーツができそうでもできなくても、それは社会や先生が決めるのではありません。子供の本質は家庭にいる時にこそ見えるものなのです。
様々な個性あふれるユニークな赤ちゃんや、ティーンエイジャーやその母さん達がガイアハウスに訪れてくれます。学校では成長が遅い、社会性がない、言葉が遅れていると言われている子供達も多いのですが、ガイアハウスで過ごす時間には何の問題もありません。ボトルを選んだりクリスタルを並べたりしながら幸せな時間を過ごします。
ということは、彼らが間違っているのではなく、それが入っている器の方が間違っているのかもしれないのです。遅いのではなくて、コミュニケーションのレベルははるかに私達より上です。言葉を超えているのです。
言葉でたくさん説明しなくても、しっかりと想いを伝えてくるし、確かにコミュニケーションができていると確信できます。
器を変えるのが面倒なので個々に問題があることにして、いつまでも学校や社会という器を変えないでいたら、未来の世界を引っ張っていく大切な救世主である純化したソウルの子供達を失ってしまうかもしれません。
『どうせ社会はそういう理不尽なものだから』と、間違った器に慣れることを当然のように期待されてきた私達が大人になった今、世界は平和とは言えない状態です。そしてまた同じ子育てを繰り返そうとしてることに気づかなければいけません。
小学校をクビになったアンシュタインが相対性理論や光量子説、アインシュタイン宇宙などの功績を残せたのは、学校で全く評価されなかった彼の才能を信じ続け、何があっても自分の子供を守り続けた両親のおかげです。
もしアインシュタインの両親が学校が言うように『何の取り柄もない子』だとして育てていたら、そして彼を評価しない学校の味方をして、その環境に慣れるようにと彼を突き放していたら、科学は今でも『光は波なの?粒子なの?』と議論している段階かもしれません。
我が家でも、私と息子との時間には何の問題もありませんでした。言葉が遅くてもコミュニケーションできていると言う確信もありました。だから私だけは彼を信じることにしたのです。そして、、、
今16歳。同じ学年の男の子よりもよっぽどお話好きなおしゃべりに成長し、誰よりも人の気持ちの分かる優しい妹想いのお兄ちゃんになりました。大好きな数学の部門では州の中でも飛び抜けた成績で毎年表彰されています。同じロボット製作というパッションを持つ仲間と素敵な友人関係も築いています。
純化したソウルであるがゆえに繊細で傷つきやすく、だからこそゆっくりと社会に溶け込んできた息子ですが、その過程で私に沢山のことを教えてくれました。
学校で心無い友達の言葉で傷ついて涙が止まらなくなってしまった時『それくらいの言葉で傷つくのはオーバーリアクション。誰だってわかってても、それくらいの言葉をつい友達に言ってしまうときあるでしょう。』と言ってしまった私に(今ではこれは大きな間違いで絶対に言ってはいけない言葉だとわかっていますが)
『ママ、僕は言わないよ。人を傷つけようとしてあんな風に言ったりしないよ。自分はしない事だから悲しいんだよ。』と言われてドキッとしました。
中学生になって『小学校時代よく学校で泣いてたのにあなたも成長したね』と言った時には『違うよママ。僕は変わらない。ずっと同じだよ。周りが変わったのだよ。周りが成長して人を傷つけることがカッコ悪いって気づいてきたからだよ。』と言われた時は、彼は成長が遅かったのではなくて人よりも早すぎだのだということに気がつきました。
『どうして数学がこんなにできるのに社会科のテスト勉強はしないの?』と聞いたら(母としては全体の成績が落ちるのでやっぱり勿体無いと思うよね〜)『だって真実かどうかわからないこと暗記して覚えても面白くないよ。数学の謎を解くのは自由でクリエイティブだから発見がいっぱいで面白いけど。』と言われて成る程数学とはそういうものかと気がついたり。
本当に世界を見る目線がユニークで、そのユニークなまま育った彼から沢山のことを教わっています。
子育ての中で学んだことは数知れずブログでも何十個も記事を書いてきましたがその一部だけでも読んでみてください。
大失敗の子育て
子供から受け取る無償の愛
デトックスで子供と大げんか
人から何と言われようと我が子を信じ続けることはそう簡単なことではありません。社会の理不尽さに慣れるようにと子供に期待する方が余程楽なのです。
でもね、私も感情のデトックスのグループの中でいくつかの体験を話してきたので一部の方はご存知ですが、あの時、私が世間体を気にして社会の側についてしまい息子を守らなかったら、息子を失っていたかもしれないという経験が私にはあるのです。その経験が私を強くしました。
コスミック子育てのセミナーではそんな私の個人的な経験をお話しするつもりです。
オーラソーマのクラスの合言葉『経験したものしか教えられない』
まさに私がちょっと変わった子育てで経験してきたことがあるからこそ、今こうして伝えることができるのです。
そして時に試練の経験が人を成長させるのであえて邪魔をするのが愛(土星のようなね♪)の時もあります。でも辛すぎる経験は人生を諦めさせてしまいます。そこを見極めなければ一生後悔することにもあります。
ここで大切なことは『20歳だから突き放す』とか、『これくらいのことは我慢させる』とか、周りの情報や社会の目線で決めないことです。
何度も言います。一人一人繊細さの度合いも成長のリズムも違うのです。
世間体を気にしてカッコ良い親を演じて『ありのままの自分は愛されない』という種を巻いてはいけません。
その子がその状態でどれだけ傷つき、どれだけ自力で回復できるのか?手を差し伸べる時なのか?そうではないのか?一般的な社会に基準で判断せずに『一人一人傷つく場所が違う』という宇宙の目線でみていきましょう。
宇宙の目線でする子育ては『こんな時にどう対応するのがベスト?』という回答はないと言うことです。一人一人違うということを確認する為のものです。びっくりするくらい繊細なことで傷つく息子も『これは絶対傷ついただろう』ということが案外全く平気だったりもするのですから。
その為にも自分の傷ついたレベルが今どこにあるのかを子供達が説明できるように感情デトックスができる子供に育っていることが大切なのです。
でもね。これだけは確か。
同じ経験なら、どれだけ自分が愛される価値のある存在かをしる瞬間や、どれだけ自分を信じてくれる人と出会ってきたか?という経験こそが人生の大きな力となりますよ♪
子育ての過程の中でオーラソーマや占星術、カラーセラピーや数秘術との出会いも大きな助けになりました。
それらは全て『世界に正しい基準なんてないのだよ。一人一人が固有の波動を持っていて、一人一人が幸せの波動を生きればそれでいいのだよ』というメッセージに気づかせてくれるものでした。
簡単にいうと私がした子育ては
『社会ではなく自分と我が子を信じ続ける』ことですが、その中でオーストラリア式にセルフエスティーム(自尊心)を育てることが一番大切なことだと感じています。
夢の仕事につけなくても、まだ夢がなくても、何をしたいかわからなくても、自分の本質を生きることに関して自分以上にできる人はいないのだと気づいていくことで、ありのままの自分も他人も尊重する生き方が平和な世の中を作っていくのだと思うのです。
ということで『宇宙目線でするコスミック子育て』のセミナーを開催します。
今小さいお子さんのいるお母さんだけじゃなく、子育てが終わった人も、子供がいない人も、仕事で子どもに関わる人も、今からでも遅くないのです。
大人向けのセミナーですが小さなお子様連れでも参加できます。オンラインでも参加できます。是非、是非、世界中から参加お待ちしています。
子供は宇宙から預かった宝物。
あらゆる情報をネットから得ることができる時代、親よりもたくさんのことを知っている子供たちに対して大人や親の役目は何でしょう?
宇宙の目線でコスミック子育て♪
1、夢を叶える人になる為に受け取る力をつける方法
2、感情デトックスをして感情を夢へのエネルギーに変換する方法
3、子供の本質を知るメソッド。
4、適切な情報提供方法に変えるだけで子供の学ぶ力は何倍もアップします。子供の認識タイプを見分ける方法 K-キネシ(体感する) A-オーディオ(情報を聞く) V-ヴィジュアル(目で見る、色)
5、子供に伝えて欲しい宇宙の仕組み〜見えないものを見る力をつける(数秘術、カラーセラピーの勧め)
6、セルフエスティーム(自尊心)を育てるヒント
そして何よりも、子供がいるいないにかかわらず、子ども達が作る未来の世界について語り合いましょう。