毎度
今日のブログはとても個人的な内容なので書いては消しを繰り返してます。
こうして書いていてもアップするかどうかまだ迷いながらも
きっと伝える事が使命だと私の占星術チャートの水星マーキュリーがつぶやくので
とにかく書き出してみました。

今年は5月3日が鞍馬山のウエサク祭でした。
鞍馬山は臼井先生が宇宙からレイキを受け取った場所として有名ですが
実はオーラソーマにも深い関わりがあります。

レイキを習った方は詳しい方も多いでしょうが
元々、奈良時代末の草創当初は毘沙門天を本尊とするお寺でしたが
神智学に影響を受けて以来、宇宙である尊天そのものを本尊としています。

太陽の光を象徴する毘沙門天と月の愛を象徴する千手観世音菩薩
そして力を象徴する地球の麗王である護法魔王尊の三位一体で尊天と呼ばれています。

この魔王尊こそ、650万年前に金星から地球を守る為に降りて来た
サナトクラマというマスターなのです。

このマスターという言葉は日本人の方は聞き慣れない方も多いかと思いますが
オーラソーマを習った方にはお馴染みで
神智学の世界でよく使われる言葉です。

オーラソーマには14本のマスターに関するボトルがあり
61番のペールイエローとペールピンクのボトルが
サナトクマラ&レディービーナスクマラと呼ばれるボトルです。

ところで私は現在このボトルを使っています。
ある方のホロスコープ&オーラソーマのコンサルテーションをした時に
その方が選んだのがサナトクマラでした。
彼女は太陽星座は水瓶座ですが、金星のサポートで生きているようなチャートの方でした。

先に書いたようにサナトクマラは650万年前に
金星から鞍馬山に降りて来たマスターなのですが
それを知らずにちゃんと自分のサポートボトルを選んだ訳ですね。

こういうことは偶然ではなく、本当の自分を知っている方にはよく起ります。
彼女は間違いなく今年中に鞍馬山に行って
本尊の裏にまつられている魔王尊に会う事でしょう。

ところで、私自身はその時に彼女にメッセージを伝えながら
それがそのまま自分自身への語りかけているような気がしました。
ということでサナトクマラのボトルを使い始めたのです。



そしてそのボトルを使い始めてすぐに日本の父が入院したという知らせを受け取りました。
だからこのボトルに惹かれたのだとすぐに気がつきました。

サナトクマラ&レディヴィーナスクマラと呼ばれるこのボトルは
全てのマスターの、そして私たち地球人全員の
ヘブンリーマザー&ファザーであり
父性や母性のお手本を自分の内側に見いだす助けをしてくれるボトルです。

このボトルに対応するクィントエッセンスは全てのマスター光線の機能を果たすことで有名だし
この世とあの世などパラレルワールドとの間にエネルギーの橋を渡してくれる効果もあります。

今の私に、そして父との間に最も必要なボトルとクィントエッセンスなのでした。



もともと難病が9年前に発覚したのですが
病人らしい所は全くなく入院する事もなく、医者もびっくりする程
普通の人以上に元気に生活していましたが
いよいよ体が思うように動かなくなったという事でした。

最後の最後まで好きな事をして元気に過ごしたいと思っていた父なので
入院するという事は本当にもう最後なのだなという気がしました。


そしてそれは占星術のチャートリーディングで少し前に気がついていた事でもありました。


ドラゴンヘッドは大体19年でチャートを一周するのですが
それがもうすぐ、第3ハウスから、第2ハウスへトランジットする。
という事は約19年前に私が手放したものに対するイシューに
又向き合い、又、手放す時期が19年ぶりにやって来ているというのが
占星術をしていれば一目瞭然のトランジットのチャートだったのです。

その時にすぐに父の事だと思いました。
19年程前にオーストラリアに永住する事を決意してビザをとったのでした。
その時に手放した日本という家、そこに又ドラゴンヘッドが帰ってくる。
しかも傷ついたヒーラーと言われるカイロンという小惑星が
生と死のハウスでもある8ハウスで重なるのももうすぐでした。


自分で占星術のチャートを見ていても、自分の事は現実として受け止めるのが難しいものです。
11月にチャートをチェックして、トランジットのドラゴンヘッドが5月に第3ハウスへ移行するのは知っていたのに
どこかでそれを否定する自分も存在していました。



そして先月の終わりに日本から連絡を受けた時は
今回はすぐに帰らないと後悔する事になると解っていたので
急いで子供達の面倒を見てもらう手配や飛行機の手配をして5日後に飛行機に乗りました。

その間も到着が遅れて後悔する事にならないかという心配はなく
サナトクマラのボトルを使っていることの意味を感じていたので
ボトルの助けを受けて必ず最後に会える事は確信していました。

夕方前に日本につきそのまま病室へ向かいました。
言葉は殆どはなせない状態でしたが
意識はしっかりしていて私を見て本当に喜んでくれて
ありがとう、という言葉ははっきりと聞き取れました。
そしてしばらくしてから「おわり」とはっきりといいました。

私の尊敬する方が、自分の父親の最後の話をしてくれたことを思い出しました。
天使のような人だったので、最後の苦しみがなく去っていったと。



私の父も又それくらいのご褒美を頂いてもいいくらいの
素晴らしい人生を送った人だと思いました。

家族や友人がいつも笑って、安心していられるように配慮している
底抜けに明るく、そして優しく感謝を忘れない人でした。
それでいて我慢する人生でもなく、自分がやりたい事はお金も時間も使って
全部チャレンジして来た人生でもありました。
スキーやスキューバダイビングなど周りがまだやている人が少ない頃から
全部ライセンスをとって毎週どこかに連れて行ってくれたのも覚えています。
病気が解ったときも「諦めずにチャレンジして行動して来た人生だから最後まで戦う」
と新しいチャレンジに向かって宣言していました。

人の幸せの為に生きると我慢する人生になるし、
自分の幸せの為に生きると我がままになって人に迷惑をかけるような気がしてしまいますが
私自身は、父の生き方を通して、周りがいつもリラックスして笑顔でいて
自分も後悔なく生きる事は可能なのだなと教えられました。
間違いなくハートに軽やかに生きたお手本みたいな人生なのです。


私が病院に到着した今年の5月4日は
一年で一番パワフルな満月の日でした。

新月は太陽と月が牡羊座で起る日が最も願い事の叶う日なのですが
満月は太陽が牡牛座から昇る日、そしてその時、月は蠍座の位置になりますがこの満月が最も強い満月なのです。

毎年1回だけやってくるその満月の日には
天界と地上の間の通路が開けると言われています。
だからその日に世界中で宇宙の波動を受け取る祭りが行われますし
日本では毎年鞍馬山でそのウエサク祭りが行われます。
今年は満月になる一日前の5月3日に開催されましたが。


その事を全部思い出して
今、まさにそのサナトクマラのボトルを使っていて、クィントエッセンスを持って来た意味を再認識しました。

そしてサナトクマラのエッセンスを使いながら
650年前に金星から鞍馬山に降りて来た
地球の麗王サナトクマラにこう頼みました。

「全てのマスターと地球人のヘブンリーマザー&ファザーであるサナトクマラ&レディヴィーナスクマラ。
 父は間違いなくハートに軽やかな生き方をした人です。どうかご褒美に、苦しまずに元の世界へ戻れるようにしてください。
 今、上の世界へのゲートが開いているこの時期にサナトクマラと一緒に連れて行ってあげてください。」

次の日の朝、父は何の苦しみもなくとっても静かに息を引き取りました。

最初から手配していた飛行機チケットのままで
お通夜もお葬式も全部すませる事が出来ました。

海外に住んでいると、親の死に目に会えないかもしれない。
お葬式に出られないかもしれないと、どこか覚悟している所があるものですが、
最初からスケジュールが決めてあったかのようにすべてに参加できたのは
いつも人が居心地よく過ごせるように、こっそりオーガナイズをしていた父らしいと思いました。


出会いも別れもある人生で
人間のエゴでは動かないような大きなサイクルがある事は解っていても
身近な人との別れは単純に悲しく
沢山沢山泣いても良い瞬間だと思います。
そこから又、
今まであったものが一つ存在していない、新しい景色の中での生活を初めるのには
大変なエネルギーが必要な事も事実です。

今回のこの大きな変化を乗り越えられそうなのは
レイキ、占星術、オーラソーマ。。。
この10年くらい自分が携わって来たものが全部一度に助けてくれたからのような気がします。

そして、その中で知り合って来た人達からの
気遣うメールや愛の一言が本当に心の支えになりました。
やっぱり人と関わって生きる事って素敵な事なのだと改めて実感しました。

そしてどの瞬間に別れが来ても後悔しないように
自分のハートに軽やかに生きることについて、
頭で解っていて、心で感じているだけでなくて
実際に実行していく事の大切さを今度こそ再認識しました。

金星から地球を救う為に降りて来た
地球の霊王であり、地球全体の進化を支配するサナトクマラ。
人類の進化だけではなく、神々や自然霊の進化、
そして一切生類の進化をも促すと言われています。

このボトルは私にとって忘れられないボトルとなりそうです。
深い喜びと幸せと思いやりを自分だけでなく周りの人に与える人のボトルでもあります。
私にとっては父そのもののような気がします。

改めて惑星、天体、宇宙は人間の力ではどうにもならないくらい大きいけれど
だからこそ、ちゃんとその存在を受け入れて感謝していれば
私たちをサポートしてくれるのだということも感じました。

今日も最後に今月の占星術のミニティップを一つだけ。
(フェイスブックのガイアハウスのページではもっと細かく発信しています)

5月18日が牡牛座で新月。

地に足をつけて生活する事、グランディングがとても大切な時期ですね。
又同じ日に水星が逆行を始めます。
この日から6月11日までは人に誤解を招いたり
コミュニケーションがうまくとれないかもしれませんが
あたふたせずにそういう時期だからこそゆっくりと過ごすのがおすすめです。
大事な契約などはしない方がいいですね。

ということで又☆