娘の卒業式

今日は　娘の高校の卒業式でした　

幼稚園から１４年

慣れ親しんだ校舎に

ついにお別れする時がきました

振り返れば

男の子ばかり４人生み

一人目を帝王切開していたため

身体の負担を考えて　もう生むのは断念しようと

思ったこともあったけど

やっぱり

女の子が生まれたら

帝塚山学院に入れて　ミュージカル女優をさせて

って　思ってた私は

執念で産み分けして

ようやく娘を授かることができました

２１歳で初めて妊娠した時から

７回目の妊娠でした　　笑

名前は桃代で　着せる洋服はほとんどがピンク

とにかく　女の子～

　として

着せ替え人形状態でした

幼稚園に入る前は　幼児教室に通い

お受験して

入学したら今度は　毎日の送り迎え

必ず　先生に手渡しし　帰りは一人ずつ

先生から引き取って　って感じ

なので

送り迎えのためだけに　駐車場を借りる人もいてて

私はたまたま知り合いの駐車場を貸してもらえてたので

ラッキーでしたけど

送り迎えは　仕事も介護もしていた私には

たいがい　しんどい仕事でした

でも　私が望んだのだから　仕方ないですよね　　笑

２年間は　毎日毎日　頑張って送り迎えしていました

それなのに

ちょうど　私の離婚調停が始まったころ

小学校３年生の夏から

男の子の中でたった一人の女の子として

リトルリーグという　硬式野球を始め

とてもじゃないけど

可愛い女の子になってほしかった私の思惑とは

まったく逆の　真っ黒けのたくましい女の子に

なっていきました

もうすでに

娘に対して　「こうなってほしい」　とも

思ってなかったし

５人の子供たちが　それぞれ

好きなことしてくれたらいいや　って

思ってたので

みんな　好きなことやってました　　笑

それが良かったのか

中学に上がって　野球を引退した娘は

なぜかミュージカル部に入り

今では　舞台女優を目指す

ミュージカル大好きな子になってます　

だから

卒業したら　ほとんどの子は大学に行くけど

娘は　アメリカに行きます

そして

舞台女優として　活躍できるように勉強してきます

私から離れたことがない娘

一人で　どんな生活を送るようになるか

わからないけど

とことん　やってみたらいいと思っています　

好きな人ができるかもしれないし

挫折するかもしれない

でも

どんな状況になってもいい

「やらなければいけない」　と思わず

「好きだから」　「楽しいから」　「やりたいから」　と

思えることをしてくれたらいいと

母は思っています　