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ゆう子は、中1の女の子。
夏休み明けから、学校へ行けていません。
友達関係が、そのきっかけだったそうなのですが
その背景には、学習についていけなかったという事情もありました。
彼女には3歳年下の妹がいました。
この妹は、当然のことのように友達関係も良好で、勉強もよくできているようです。
このようなきょうだいの対称性は決して珍しいことではありません。
きょうだいははともに親の関心を巡って競合関係にありますから
お姉ちゃんが怒られているところを妹は見て、そこを上手くやることで親の関心を引くことを学ぶからです。
だからゆう子の場合、特に勉強に関しては
学校でも家の中でも「できない」ことを指摘され続けてきたのです。
しかも、評価される妹を横目で見つつ・・・
これって、姉としてのプライドが傷つきますよね?
しかも、学校でも家でも、 できないことを365日指摘され続けたらどうでしょう?
みなさんならどんな風に感じますか?
もう勉強なんてしたくなくなるんじゃないですか?
まさにゆう子は、そんな状態に陥っていたのです。
学校でも家でも彼女は勇気をくじかれ、やる気を失い、その状況がますます彼女の能力を低下させていきました。
だから、私たちの最初の仕事は、この悪循環のループを断ち切ることにありました。
両親にもこのことに気付いてもらい、家での対応を考え直してもらうことからスタートしました。
そして、ゆう子を少しでもほめることのできることはないか探してもらうことを提案したのです。
こうして、知誠館でのゆう子の学び直しが始まりました。
彼女の顔に少しずつ表情が戻り、自信が芽生えるのに、そんなに時間はかかりませんでした。
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知誠館では、こうした「小さな自信」を取り戻すプロセスを大事にしています。
そして、生徒がそのプロセスを歩めるような関わりかたをいつも模索しているんです。
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