この授業では、学校の教科書を使いません。
絵本やカード、その子自身の身体を使って英語に触れるようにしています。
話すことができるとか、難しい本をすらすら読むことができるとか、話を聞き取ることができるとかではなく
むしろ、英語という言語に対して抵抗をなくし、「英語を使ってこんなことがしてみたいな!」とか「英語って結構面白いな!」という感覚をまずは覚えてもらえるように工夫しています。
そこで、今日は「カエル探し」!


教室のどこかに隠されたカエルたちを探すゲームです。
これと英語がどう結びつくのか…
私も遠目で見ながら興味津々でした。
(くそ、俺もカエル探してぇ…!!!)という欲望をこらえて耳をすましていると
何やらこんな声が
「そのカエルどこにあった?」
─筆箱の中
「英語で言って」
─えーっと…なんやったっけ…in なんとか!
「そうそう、~の中っていうのは in を使うんやな」
ほほう!前置詞を覚えるんか!
確かに、~の上とか、~の下とか、~の前とか、そんなところにカエルを置いていたような。
このゲームを隠す番と探す番を交代しておこなっていました。
ゲームを通して、英語に慣れる。
このことは、フリースクールでもいろんなことを学ぶことができる一例だと思います。
最近私が思うのは、不登校になった本人も、その親も、初めは「学校」という世界しか知らないのかもしれないということです。
─「学校」に行けないと勉強できないからもう終わりだ…。
─フリースクールだと、十分な学力はつかないだろう…。
そういった不安を抱かなくても、大丈夫だと思えるように
学校以外の選択肢もあるということを、知ってもらえるように
これからも知誠館の日常をブログにあげていきたいと思います。
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