こんにちは、コロラドでオペアをしているはづきです。
コロラドの中でも標高が高い田舎エリアでどのように暮らしているか、また現地の人の生活についてお伝えしたいと思います。
人口が1000人程の町で、小さいダウンタウンまでは車で15分、空港がある中規模の街までは40分というロケーション。標高は2400mと富士山の5合目とほぼ同じなので、到着して最初の2週間は少し階段を登ったりホストキッズと遊ぶだけで息が上がっていましたが、そのうち普通に生活できるようになり体が順応してきたことを感じています。ファミリーいわく、脱水により高山病の症状の一つである頭痛を引き起こすことがあるので、最初の数日は水分補給をしっかりしてゆっくり過ごすことで順応しやすくなるそうです。
また、アメリカではどこにでも当たり前にあるマクドナルドやスターバックスは中規模の街まで行かないとありませんこの町に住んでいる人はほとんどがお互いに知り合いで、すれ違ったり出会うと必ず一言、二言交わします。ホストファミリー同士も繋がっていて、意見交換などをしているようです。みんなあたたかい人ばかりで、人口が少ない代わりに関わりが深く地域の繋がりを感じることができますよ。ホストパパはボランティアの消防団のメンバーで、24時間無線で連絡が入ると駆けつけるというように地域の人で助け合って生活しています。
田舎の割にはオペアは私を含めて6人いるのですが、保育園が近くになく、プリスクールの年齢になるまでは預けることが難しいので共働き世帯はオペアを迎えるそうです。
私自身が1年目をカリフォルニアのベイエリアで過ごしたので、日本人の友達が近くにいてすぐに連絡をとって会えるという状況からこの地に来て最初は日本語を話さないことに少し寂しく感じ、FacebookやMeetupのアプリでコミュニティを探してみましたが、日本人はおろかアジア人ですらほとんど見かけません。なのでお互いの家でプレイデートをしたり、図書館のストーリータイムに一緒に行ったりと他のオペア友達ががとても親切に接してくれています。オペア以外にも公園でよく出会うママさんに新しく来た私を紹介してくれることもあり、どこから来たの?ここの地域やキッズとはどう?と話してくれます。
田舎だからといって何もないわけでは無く、庭にホットタブやハンモックを持っていたり家のすぐ横にハイキングトレイルや、景色がきれいに見える場所、ナショナルパーク、温泉施設、スキー場(夏でもハイキングができるようにゴンドラが動いています)があり、レジャーを楽しんでいます!
日常における日本人と話せないという寂しさは友達や家族と電話することで埋めていますが、逆に英語力を伸ばすチャンスでもあります。ファミリーや周りのオペアとは英語でしかコミュニケーションが取れないので必然的に話す機会が増えてスピーキング力が上がるはず
アメリカのキラキラした世界に憧れてファミリー探しをする方が多いと思いますが(1年目は私もそのうちの1人でした)田舎にはアメリカならではのインディアンの歴史が残っていたり、地域のあたたかさ、広い土地の雄大さを感じることができるのでおすすめです
田舎エリアからオファーがきた方、ファミリーの雰囲気や仕事内容は良いのに場所で悩んでいる方の参考になれば嬉しいです
最後まで読んでいただきありがとうございました