はい。

お久しぶりです爆笑爆笑爆笑

今回は「サマジュナー(理解する)」について2つ(多分)説明します。


まず「使い方」。

samajHnā は「理解する(understand)」と説明しますが…例えばこれを日本語や英語に訳す時に think (〜だと思う)を使う事が多々あります。


でも本来 think(〜だと思う) は sōchnā(ソーチュナー:語幹は sōch)です。


sōchnā は現在形ならば「こうしようと思う」「こうかもなぁと思う」という時に、過去形ならば「こうしようと思った」「こうだろうなぁと思った」というように使います。


例えば(日本語で例文書きます)


「誕生日に友達を呼ぼうと思う

「〇〇をあなたに買ってきてもらおうと思う

「良い学校に入ったら将来安泰だと思った

等々。

というように

①sōchnāは「計画」に使います。


そして「こうこう計画実行すればこうなるだろう」という推測する時にも使います。


ただし。

現在形や未来形で「こうしようと思う」という時は sōchnā はあまり使わず未来形や「まるまるしたい」と表現する事がほとんどだと思います。


あとは例えば

「時々考えるんだよ、将来僕はどんな人生を歩むんだろうって」

「この人本当に何も考えないのよ」

「さあ、どうする?ちゃんと考えろよ」

というように


②「あれこれと考える」「想いを巡らせる」という時に使います。


そして samajHnā

何かの情報を基に「こういう事なんだと思っていた」「こういう事なのだと理解している」という時に使います。


例えば

「(私は)彼がもう二度と来ないと思っている

「え?彼は君が会いに来るのだと思ってるよ


というように

①「そう理解する(理解した/理解するだろう)」という時に使います。

そして少し「確信」っぽいニュアンスで「理解する」時に使います。


…ちょっと物騒な(?)台詞になりますが。

誰かに呆れたり怒ったりする時に日本語では「(自分を)何様だと思ってるんだ?」という表現がありますが、ウルドゥーでは「自分自身を何だと理解しているんだ?」と表現します。


そう、「他人様はこうこう理解しているが、本人はそれとは違うように理解している」という意味です。


(例)

彼(男:単数)は自分自身を何だと思っているんだ?

woh apnē āp ko kyā samajHtā hai?

(ヴォ・アプネーアープ・コ・キャー・サマジュター・ハィ?)


「自分自身」という表現↓


「自分自身」は khud(フドゥ) もありますが、この台詞には khud はほぼ使われません。


そして「そのように理解する」ので、

②「分かる」という意味でも使います…つまりは「理解する」なのですが。


例えば(日本語で書きます)

「これはこうこうです。分かりましたか?

「はい、わかりました


英語では Do you understand? と現在形ですが、ウルドゥーでは「わかった?」という日本語と同様に過去形で表現します。


そして「そう理解」するので、もしその「理解」が間違っている場合は


「間違って理解する」

ll

③「間違え(て考え)る」「勘違いする」となります。


(例)

私(女性)は勘違いした/間違えた

間違っている(形容詞): ghalat(ガラト)

maiN ghalat samjHī

(マィん・ガラト・サムジー)


ここで二点。

*インシャーアッラー、いつか改めて説明しますが、ウルドゥーでは上記のように形容詞を副詞的に使うことが多々あります(※必ずではない)。

この「間違っている」を使って他にも

・間違って書く(ghalat likHnā : ガラト・リクナー)

・間違って切る(ghalat kāTnā : ガラト・カーとぅナー)

・間違った事(=正しくない事)を教える(ghalat batānā : ガラト・バターナー)


*前回もチラッと書きましたが。

samajHnā(サジュナー)を過去形にした時に、語尾だけが主語の性と数で変化する「だけ」の筈なのに

samajHā(サジャー)

ではなく

samjHā(サジャー)

なのは…


ウルドゥーの基本的文法であるヒンディーでの音の繋がりの法則でこうなってしまうのです爆笑


インシャーアッラー、この「そうなってしまう」については次回…か、いつか近いうちにをチラッと」説明する予定です。


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