犬も、猫も | 「仔猫だらけだった日々」アーント・キャット

「仔猫だらけだった日々」アーント・キャット

保護猫活動も25年以上になり、最近は仔猫も減りました。

片野ゆかさんの本が2冊、図書館から届く。

  ポチのひみつ

 

 

 犬好き(犬バカ)たちが犬の本を作る話らしい。

 

 

WCBがひと段落した途端、

ずいぶんあれに見入っていたことを知る。

夜の時間のつぶしようがなく、

(もはや作られたテレビ番組には飽きた。

やっぱり、ナマのドキュメンタリーには勝てないのだ。

 

そんなこんなで久しぶりに まめしば一郎 を観る。

佐藤二郎の引きこもりキャラが面白くて、

彼の繰り出す的を得た一言にニヤッとし、

犬はかわいいし、言うことない映画。

 

 

この作品を検索してたら、 犬部 というタイトルが出てきた。

殺処分絶対反対の強い意志の元、獣医をしながら野良猫達の

避妊去勢を無料で行う、青年と、彼の仲間たち。

映画では十和田湖のあたりの大学という設定だが、

原作には、なんと 片野ゆかさんが絡んでいた。

北里大学の獣医科時代に作った犬部

生体実験に使われるために飼われている犬の命を奪いたくない一心で、獣医になるためには必要な、この実験を自分は絶対やらないと決め、ほかの獣医さんたちの手術を間近で数多く見学することだけで、なんとか論文を書き上げ合格の判をもらうことができる。自分では一切、この実験はやらずに卒業できるのだ。

 

この話には実在のモデルがいて、野良猫の手術をするためにどこへでも出かける獣医さんとして、確か 梅が丘(杉並)のあたりの病院の先生を、テレビ番組で見ました。老齢になった愛犬をリュックで背負いながらどこへでも連れて出かける。ついに命を全うするこの犬は物語では、獣医大学生時代に生体実験から救った犬らしい。

映画には、保健所の職員になり、行政の立場から変えていこうとする獣医も登場。犬を抱いて、ごめんね、ごめんね と言いながら安楽死の注射をする獣医。ついに自分の腕にその注射針を突き刺し、「あいつらのところにいくんだー」と叫ぶほど心をやられてしまう。このように実際手を下さなければならない現場の人たちの苦しみも描かれている。

 

でも、自分のできることは絶対やると 意志を貫き通せる人を

知るのは感動だ。やる人は、あきらめずにやっている。

 

何も悪いことをしていないのに、人間が作った規則によって殺される動物は何とか救わねばならない。

保護猫ブームで少しはこのあたりを考える人たちが増えてきたのはうれしいこと。

 

 

 

ツイッターから~

 

ミイちゃん、相変わらずー