こんばんは。
山野安珠美です。

昨年は自粛中に桜はいつの間にやら終わってたけど、今年もいつの間にやら終わってた。。
正確には、東京の桜をほとんど見ることなく。
今年は早かったですよね。

若かりし頃は、両国からでる桜クルージング船に乗って、演奏し隅田川の桜を愛でて、東京湾から夜景を眺め、長命寺の桜餅をいただく、という10日間を毎年過ごしてました。
隅田川にかかる橋の名前や、各名所をガイドさんのお話毎日きいてたもんだから、わたしもガイドできそうなくらい、覚えてた。(もう忘れた)
昔は桜イベントが沢山あったけれど、年々開花時期がいろいろ過ぎてきて、減っちゃいました。桜の時期は必ず一度は嵐がくるし、難しいんですよね。
若かりし頃は、浜離宮や六義園や小石川後楽園や、都内の各庭園を一年通してコンサートさせて頂いてた時期もありました。
庭園コンサートは、季節を感じることができてすきでした。梅の時期とか、まぢ極寒だけど。
そういうのやってた頃の方が、季節の移り変わりに、より敏感だったなぁ

わたしの携帯は、今日の誕生花だの誕生色だのが毎日届くんだけれど、今日の誕生花は無花果でした。
いちじくって花なんかーい。という突っ込みは、365種類発表する人のことを思いやりましょう。
友人作曲家の大塚茜さんの作品に、いちじく、という素敵な弾き唄いの曲がありまして、無花果をみると、茜さんを思い出します。
おなじく芍薬宣言という曲があって、芍薬をみても、思い出します。
季節感のあるタイトルは、素敵な反面、日本の文化においては特に、季節外れは使いづらいということもあります。が、誰かや出来事を思い出すきっかけになって、よいですね。
すきだったひとの香りなど、似たような感じかしら♡

今日お花屋さんにいくと、スイートピーは今春最後かなぁとおっしゃってました。
スイートピーて、卒業式ですもんね。(私は)
もうすぐ、初夏なんですって。



さてわたしの初めてのソロアルバム【澪-mio-】発売に先駆けて、4月1日より、配信がはじまりました。

4月1日は沢井忠夫先生の命日。
日々の経験のなか、いつも私の根っこにあるのは師である沢井先生の音や精神です。
沢井作品を弾くことがすきだし、一番じぶんらしくいられると感じます。
一人で弾くことは、作品と箏と自分との対話がもてる、すきな時間です。
様々な機会を頂いて、人や楽器やジャンルもたくさんで、刺激的な時間もだいすきです。

収録した沢井先生の作品は、これからも弾き続けてゆきたい曲、多くの音楽が溢れる現代に、届けたい曲です。
また同じ沢井門下のお仲間の皆さんとのアンサンブルは、みんながホントに素晴らしいからぜひ聴いて頂きたい!
そしてこれまでの委嘱曲の中から、同じく同門の慎さんの作品を。
ソロから11名の群奏まで、箏だけの世界でございます。

AUNJをきっかけに発信するこのアルバム。
音楽の方向性は全くちがうけれど、いまの私が在る、原点を、はだかのわたしを、チラッとのぞいてくださいませ。(きゃーーーっ)

どうぞよろしくお願い申し上げます。

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〈収録曲〉
1.翼にのって(沢井忠夫)
2.絵空箏(沢井比河流)
3.鳴神月(市川慎)
4.二つの群の為に(沢井忠夫)
5.鳥のように(沢井忠夫)
6.モノローグ(山野安珠美)

〈演奏者〉
山野安珠美(1〜6)
梶ヶ野亜生、小林真由子、市川慎、今野玲央(2.4)
井口かおり、マクイーン時田深山、神谷舞、長谷川将也、森梓紗、小林甲矢人(4)

※このCDは、チームJのソロプロジェクト第六弾です。
※ハートツリーオンラインショップにて、直筆サイン入りCD(送料無料)も予約受付中です。

〈4月1日開始配信サイト情報〉
コチラ♪



〈4月9日発売CD詳細及びご予約〉
コチラ♪



4月17日の、環ルライブも近づいてきました。

今週はついにリハーサル。

レコーディング以来の、全曲やるよ。

皆さん沢山聴いて下さってるとのことで、本番今からどきどきだよ!笑



あとBライブも、やるよ。

5月8日、三宿洋食屋Bだよ。

ゲストは尺八岩田卓也さん。

マスター特別メニューですって。

17:00と19:30の二回公演。

ちょっと埋まってきちゃったので、よろしければお早めに!


不採用カット。