こんばんは
山野安珠美です。

愛媛県内子町は、山に囲まれ、日本の原風景を描くのにジブリ作品のアニメーターさんたちが合宿もされたんですって。
(昨年行ったときの写真。トトロ、いるね)

江戸時代から続く伝統工芸や、内子座など建物・町並みなども古き良き形で残してあったりして、本当に素敵。

内子での演奏会でお世話になったかっちゃんが、週末池袋サンシャインで、内子ブースを出されると聞きつけて、行って参りました。
ブースの簡易壁でさえ、よき雰囲気!
(かっちゃんは木のスペシャリスト)

明後日はワークショップやるよと聞いて、また行った。
伝統工芸の一つ、手漉き和紙作りを体験させて頂きました。
葉書をつくるの巻。
ちびっこが、おかあさんの、紙ってこうやってできるんだね〜の言葉に満面の笑みで頷いてたのが、印象的だったな。
実際の工房では、大きくて薄く繊細な紙も手漉きで作られるそう。
昔よりも職人さんは少なくなってしまったけれど、それでも最近、若い方が修行にいらしてるとのことで、技術と伝統が継承されてる‘いま’を知れた喜びは大きかった。


かたや、悲しいお話も。
先日ネットにも出てた、和楽器製造減少の記事
例えば箏の年間製造数、50年前は25800→現在3900ですって。

激減じゃないですか。。((( ゚д゚ ;)))

和楽器授業が導入されたり、演奏家による学校公演が増えたり、それこそワークショップも沢山だし、音楽業界でいろんなシーンに登場したり。
昔に比べると活躍の場は広がっているはずなのに、悲しいかな、この現実。
聴くの好き、だから始めよう、に結びつくのが簡単でないことは、わかっているけれど。
世界中の邦楽関係者、みんながんばってるのになぁぁぁあ!
例えば箏の発送も。
海外への飛行機事情はもとより、国内でさえどんどん厳しくなっちゃって、そのうち、おことの演奏会出来なくなっちゃうのではと思うくらい。
大変って言葉、普段あんまり使いたくないけれど、いまほんと、大変な事態。

オリンピックが近付いて、日本の文化が注目されるようになったことで、この厳しい現実が、少しでも明るい方へと向かうことを願うばかり。
和ブームが、一過性のブームとなりませんように。
ほかの国みたいに、国が自国の文化をもう少し応援してくれたらなぁとも思ったり。。ブツブツ。最後は、愚痴。笑

なんちゃってーーーーー!

わたしたちもがんばるので、これからも是非、聴いたり弾いたり吹いたり打ったり、色んな形で応援して頂けるとうれしいです。
一緒に盛り上げて頂けると、更にますます、うれしいです!





3/9は三宿洋食屋Bにて不定期開催ソロライブ。
メディアに出るたび人気がでちゃって、満席で入れない人続出のB。これまた超職人気質のマスターのお料理は、ライブの日限定メニュー。いつも何日も前から仕込んで下さるんだけれど、いつも当日まで教えてもらえず。とにかく、おなかをすかせていらして下さい♡
 

3/19はフラメンコと和の出会い。
この日だけ、新橋演舞場の地下がライブハウスのような空間に。昨年末は、宇崎竜童さん阿木陽子さんとのAy曽根崎心中を、新国立劇場にて公演され、先日機内で映画みてたら、フラメンコシーンで突如登場されたカンパニーの皆さん!山田洋次監督の舞台や、新作歌舞伎にもご出演されています。間近だからこそ味わえるフラメンコの魅力と、和とのコラボをぜひ〜
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AUNJでは5/4、森崎ウィンさんをゲストにお迎えし、浅草花やしきに5月オープン予定の花劇場にてコンサート開催です。こちら完売間近とのこと。お早めに!