こんばんは
山野安珠美です。
山野安珠美です。
本日は文楽へ。
文楽二度目だけれど、初心者なのでイヤホンガイドゲット。
イヤホンガイド。片耳につけて、お芝居の最中、所々実況中継してくれます。
歌舞伎にもあるけれど、詳しくない者にとってはありがたい♡
歌舞伎にもあるけれど、詳しくない者にとってはありがたい♡
んで演目は近松門左衛門の『女殺油地獄』。
おんなころしあぶらのじごく。
すごいタイトルつけたねー
俺たちのブギウギなんて、比じゃない。
複雑な家庭環境に育った息子が、遊びまくって借金して家庭内暴力して、強盗した先の油屋の奥さんを殺して、最後ひょんなことから捕まっちゃうというお話。
近松門左衛門は、実際にあった事件を、脚色してすぐお話つくっちゃって翌月舞台にかけるとか。
今でいう昼ドラ的なのやら、テレ朝的なのやら、それまでなかったジャンルの作品を次々かいて、あっという間に大人気になったそう。
超先駆け！
おことも江戸時代の作品は唄いながら弾くんだけど、歌詞の内容は、切ない女の心情やら、あそこの桜がいいんだよね〜とか、いまの私たちにも通ずることが殆どで、年齢を重ねるほどに、歌詞の世界もわかってきました。笑
文楽って人形劇なんだけれど、語りと音楽の部分を担う太夫さんと、三味線の存在感ったら。
今日聞きながら泣いちゃったもの。
周り誰一人泣いてなかったけど！！
人形遣いもね、片足動がすだけでまず10年という世界らしいです。
あー。
日本の文化は素晴らしいと、しみじみ思う帰り道。
やだやだ、ことばにすると薄っぺらい。
邦楽器やってても知らないことが山ほどで、やっぱり体感しなきゃなぁの夜。
明後日から高知へ参ります！
最終日24日は、高知市文化プラザかるぽーと大ホールにて、Dual KOTO×KOTOコンサート。
音楽活性化事業という、地域の方々に、箏を通じて音楽のたのしさをもっと知ってもらおうという企画です♪
楽しいのから古典からソロから歌から即興から色々。
どうぞお運び下さいませ！
【Dual KOTO×KOTOコンサート】
2018年2月24日（土）
13時半開演
〜プログラム〜
春の海ラプソディ（KOTO× KOTO）
あわてことやのあわてとこや（田口和之）
白拍子（肥後一郎）
五段砧（光崎検校）
翼にのって（沢井忠夫）
リベルタンゴ（ピアソラ/KOTO× KOTO）
夏休み（多東康孝）
凛（沢井比河流）
