木曜日、市川慎です。
先週のブログにも書きました某収録、先ほど無事?に終了致しましたー。
NHKの「にっぽんの芸能」の収録でした。
2月2日に放送予定になります。
今回は師匠である沢井忠夫先生の「六花幻想」という曲をソロで演奏致します。
お時間ございましたら見て頂けたら嬉しいです。
12月に出演の話が決まり、曲が決定したのが12月後半。
自分も今回初めて演奏する曲だったし、久しぶりのソロでの収録という事もあり、今日まで空いている時間をなるべくこの曲と向き合うようにしてきました。
テーマは雪。
「六花幻想」(りっかげんそう)の六花とは雪の結晶を表す言葉です。
技術的にも難しい曲で、表現もどのようにしたら良いのか模索しながら楽器や曲と向き合ってきた時間は楽しくもあり、自分との戦いの日々でもありました。
正直、全てを出し切れたとは言えませんし、もっとこう弾きたかった!とか、細かいミスなどで空気感を崩してしまったりとか精神的に負けてしまった部分とか反省点はあげたらキリがないです、、、。
でも、何より今日の収録に向けて、楽器や曲と過ごした日々は何ものにも変えられない財産な気がします。
きっと何事でもそうですよね。
最近は忘れかけちゃってたけど、昔コンクールに出てた時やリサイタルをしてた時もそうだったなと思い出しました。
コンクールで賞を取る事も嬉しいし、名誉な事だし、最終的には賞を取る事も出来ましたが、それより、そこに向かっていってる努力の日々が何よりの財産であり、今の自分を作ってくれてるんだと思ってます。
本当に久しぶりにその感覚を味わえて幸せでした。
なかなか色々なやる事に追われて、練習時間の確保が難しく、もっと練習したかった思いもありますが、、、笑。
お世話になりました関係者の皆様、有難うございました。
自分との戦いっぷりや、楽器や曲を通しての様々な葛藤の様子を見て頂き、皆様の心のどこか隅の辺りにでも何か引っかかるものがあったら嬉しいです。笑