とあるマンションで子供たちがお留守番。姉は部屋で音楽を聴いていて、下の子2人がご飯を作るために火を使った。そして何かの拍子で火が燃えた。

子供たちは外に飛び出して、近くの工事現場まで走って大人たちに助けを求めた。

何とか大人たちの協力でことなきを得た。

そんな出来事があったそうです。


これを読んでどう感じましたか?

大きな事故にならずに良かった?


ポイントはそこではなく、なぜ子供たちはマンションの住民ではなく工事現場まで行ったのか?

工事現場の人たちは、毎日前を通る子供たちに挨拶したり声をかけていたそうです。だから子供は咄嗟にそこの大人たちなら助けてくれると思ったらしいのです。


これは見過ごしてはいけない大切なことだと思いました。

今の時代声をかけたり挨拶をすることが問題になることもあります。でも地域のコミュニケーションが犯罪を減らすことになったり、子供たちの心のケアになることもあります。


うちの近くの肉屋のおばちゃんはとても気さくで明るい人。買いに行くと必ずおしゃべりをします。おしゃべりの途中でも、学校帰りの小学生たちがいると「お帰り〜」と必ず声をかけています。子供たちから「ただいま〜」とおばちゃんに声をかけることもあります。

何気ない風景だけど、いつも心がほっこりさせられます。私はそんなおばちゃんになりたいと思っています。


私が小さい頃ってよく大人たちに声をかけられたのを思い出します。気さくな近所のおばちゃんやおじちゃんたちがたくさんいました。

学校帰りに通る交番のお巡りさんが面白くて、よく手品を見せてくれたり立ち話をしていました(笑)そんなことを思い出します。


今は混沌とした世の中ではあるけれど、人と人との繋がり、コミュニケーションは大切だと感じます。

挨拶しない子供が多いけれど、大人も同じ。挨拶って基本中の基本ですよね。


私たち大人は、子供たちが安心できる環境や場を与えて、子供たちに信頼できる大人にならなきゃと思います。

自分の子供、そしてまわりの地域の子どもたちのために・・・