人に何かを教える立場になるなんて全く考えていなかったのに、人生って本当にわからないものです。そしてその立場になったときにまずぶち当たったのが、

伝えることの難しさ

もともと話すのも下手話がまとまらない声が通らない表現力なし

でも私なりに努力しました。
ヨガのインストラクションが上手な先生にお願いしてレッスンを録音させてもらったり、とにかくたくさんレッスンに出て、いいなと思う表現をノートに書き出して言葉にして練習したりもしました。

本を読んだり映画を観たりテレビを何気なく見ているときも(この表現素敵)と思う言葉はすぐにメモしました。

言葉の表現力というのは受け取る側がすぐにイメージがわくように話すこと。専門用語や難しい言葉ではなく誰でもイメージがつくように、しかもヨガの場合はそれによってカラダが動くようにしなければいけません。

伝え方の本もたくさん読みました。
繰り返し練習しながら誰かのコピーではなく自分の言葉で自分の表現力で伝えることができるまでたくさんのレッスンをこなしました。

そしてヨガだけでなくアロマや中医学などのワークショップや講座をしながら経験を通して少しずつ話すことに抵抗はなくなりました。でもキャリアはつんできましたが、まだまだ反省することは多いです

来月から新たに「薬膳フードデザイナー認定講座」という内容の濃い講座も始まるので、あらためて伝え方について勉強したいなと思っていました。

不思議とそのときに必要な本との出会いがある私は、素敵な本と出会いました。

『こころに響く話し方』
                                 著者:青木仁志

著者は10代からプロのセールスの世界に入ってからキャリアを積んで、今はプレゼンなどの講師や中小企業経営者教育に携わっている方のようです。

ビジネス本ですが生きていくうえでの大切なこと、魅力のある人間とはどんな人間なのか、仕事に対する志、そしてこころに響く伝え方、話し方・・・わかりやすく本当に心に響いた内容でした。

「話力」とは「人間力」
そう書かれていました。

なるほど。
自分がまず魅力的な人間になることから。

話すことが仕事の人はオススメの本です

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