図書館から借りてきた本の感想です。

 

ちょいと長いです。

 

タイトルは

 

サイコロジー・オブ・マネー

一生お金に困らない「富」のマインドセット

 

 

 

基本的に「投資」に関連した書籍です。

 

投資と聞くと

 

株の売買を思い浮かべる人も多いでしょう。

 

しかし本書は

 

サイコロジー

 

つまりお金に関わる「心理」について書かれています。

 

全20章ありますが

 

投資をしない私にも興味深かったのが

 

第7章「自由」でした。

 

 

お金がもたらす

 

最大の価値は「自由」

 

お金があれば誰にもコントロールされることなく生きられる

 

そう書かれていました。

 

どんなに好きなことでも

 

自分でコントロールできないとつらいのだそうです。

 

誰かから何かするよう仕向けられると

 

人は無力感を感じるのだと。

 

それはもう嫌いなことをしているのと同じなのだと。

 

私が今やっているパートに置き換えると

 

なるほどなぁと思いました。

 

仕事そのものはキライではないけど、

 

やらされている感がハンパないので

 

確かにつらいですね。

 

モノやお金ではなく

 

時間こそが人生を幸せに導く

 

という説には私も賛成です。

 

では自由のためのお金をどう準備するか。

 

本書では次のように書かれていました。

 

・貯金

 

・長期投資

 

・資産を切り崩さない

 

はい、全部いい感じに手遅れ~!

 

 

この本は10代か20代のうちに読んでおいたほうがいいです。

 

※ちなみに発行は2021年

 

もう手遅れだからと自棄にならず

 

少しずつでも貯めたほうがいいかもしれません。

 

もうひとつ面白かったのが

 

第9章「本当の富は見えない」

 

こう書かれていたことです。

 

「ウェルス(富)」と

 

「リッチネス(物質的豊かさ)」

 

の違いを明確にしておかないといけない、と。

 

私たちはこの2つを

 

同じものとして扱っています。

 

でも本質的な部分はまるで違っているのです。

 

本書では「富」を

 

資金的な余裕と位置付けています。

 

リッチネスは

 

高級車やダイヤモンドを

 

買うことなどを指しています。

 

お金は使い切らずに大事に取っておけよ~!

 

という考え方は

 

日本人に受け入れられやすい気がします。

 

 

外国人の書いた本の訳は

 

表現がまわりくどくて

 

わかりにくいのですが、

 

こちらの本は比較的読みやすかったです。