どんな事業であっても、スタートするきっかけがある。新規事業を考える場合、個人で一から立ち上げるという視点に立てば、まずはどんなことを解決したいという欲求からスタートするのが本来的なことだろうと思う。しかし、もちろん稼ぎたいからい自分でスタートさせるという人もいるだろう。

 

 

本来的には、という書き方をしているが、結果としてどちらが良いか、というのは関係ないだろう。伸びる企業は、どんなきっかけであろうと、市場が伸びたから一緒に伸びることができたり、ある程度お客さんのニーズがつかめたから事業として継続が見えてくるわけで、何がどう当たるかというのは、正直やってみないと分からないだろう。

だから、やってみることが大事なんだろう。

 

 

卵が先か鶏が先かということで言えば、ニーズが先にあるのか、マネタイズが先にあるのかということでもある。マネタイズできそうだからやってみるというのは、結局ニーズがあるからマネタイズにつながるわけで、ニーズがあると思ったが、やってたら思ったようにマネタイズしなかったというのでは、事業は結局立ち行かない。それに、マネタイズできなかったということは、結局ニーズとしては弱かったり、タイミングが合っていないということだろう。

 

 

お金を稼ぎたいから、お金になることをやってみる。それでも結局良いのだろう。事業として大きくなる段階で、社会的貢献だとか、より課題解決について明確にしていけばよいのだと思う。まずは事業としてお金にする。それができるかどうかがポイントだろう。

 

 

事業は大きくなっていく段階で、創業者の思いや組織の意義というものを作り上げればよい。より現実的に稼げるかどうかがスタートでは重要なんだろ。稼ぎたいなら事業を立ち上げること。それは世の中においては真理だから、そこを外してどういったニーズを解決できるかだけにフォーカスしていても、結局は独りよがりの押し付けにしかならない。まずは買ってもらえるか、使ってもらえるかということが大事だろう。