10月に入りました。多くの会社で、下半期の初日です。

この時期、資産を持っている人がまとまった時間を取ってやることがあります。買い物でも投資でもなく、棚卸しです。

持っているものを、ぜんぶ1枚に書き出す。それだけの作業ですが、効果は大きい。

①まず「口座」を全部書き出す

銀行、証券、保険、年金、ポイント。思い出せるかぎり全部です。

コーチングでこれをやってもらうと、ほぼ毎回「忘れていたもの」が出てきます。使っていない口座、昔つくった積立、親から引き継いだまま放置していた資産。

実際に、相続で受け取ったまま何年も触っていなかった株に、数百万円の含み益があると分かった方がいました。棚卸しをするまで、ご本人も把握していませんでした。

②引き落としを「年額」に直す

次は出ていくお金です。通帳とカード明細を1ヶ月ぶん見て、毎月決まって出ている項目を拾います。

ここでやることは一つだけ。月額を12倍することです。

月1,500円のサブスクは年1万8,000円。月8,000円の保険は年9万6,000円。月の金額では何も感じなかったものが、年額にした瞬間に判断できるようになります。

③「何ヶ月暮らせるか」を1つだけ出す

最後に、数字を一つ計算します。

すぐ使える預貯金 ÷ 1ヶ月の生活費。これで「収入が止まっても何ヶ月暮らせるか」が出ます。

目安は6ヶ月、12ヶ月あれば十分です。3ヶ月を切っているなら、下半期にやることは投資ではなく、ここの積み増しになります。

棚卸しは、増やすためではなく「決めるため」にやる

棚卸しをしても、資産は1円も増えません。

でも、次の3ヶ月で何をするかは決まります。足すのか、減らすのか、守りを厚くするのか。

見えていない状態で立てた計画は、たいてい途中で崩れます。順番として、棚卸しが先です。

まとめ

所要時間は、慣れれば30分ほどです。

年末になると、どうしても忙しくなります。10月の、まだ余裕のあるうちに済ませてしまうのがおすすめです。

今日の問いかけ

いま持っている口座、いくつあるか即答できますか。

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