ヨハネによる福音

 〔そのとき、イエスは弟子たちに言われた。〕15・18「世があなたがたを憎むなら、あなたがたを憎む前にわたしを憎んでいたことを覚えなさい。19あなたがたが世に属していたなら、世はあなたがたを身内として愛したはずである。だが、あなたがたは世に属していない。わたしがあなたがたを世から選び出した。だから、世はあなたがたを憎むのである。20『僕は主人にまさりはしない』と、わたしが言った言葉を思い出しなさい。人々がわたしを迫害したのであれば、あなたがたをも迫害するだろう。わたしの言葉を守ったのであれば、あなたがたの言葉をも守るだろう。21しかし人々は、わたしの名のゆえに、これらのことをみな、あなたがたにするようになる。わたしをお遣わしになった方を知らないからである。」

 

 イエスは、イエス復活後、弟子たちが遭遇する迫害を予告します。

 イエスに付き従うものは、世から憎まれるとイエスは言います。

 教皇フランシスコは、近年の世界各地での紛争に対し、一貫して非常に厳しい言葉で警告を発し続けてきました。「戦争はすべての人にとっての完全な敗北である」と彼は断じました。

 教皇レオ14世は、世界中で続く紛争に対し、戦争を「血にまみれた暴挙」として強く拒絶し、即時停止を求めています。

 戦争を主導している政治家たちの二人の教皇に対する憎しみは、彼らが、イエスもイエスをお遣わしになった方も知らないこと証左です。

ヨハネによる福音

 〔そのとき、イエスは弟子たちに言われた。〕15・12「わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。これがわたしの掟である。13友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。14わたしの命じることを行うならば、あなたがたはわたしの友である。15もはや、わたしはあなたがたを僕とは呼ばない。僕は主人が何をしているか知らないからである。わたしはあなたがたを友と呼ぶ。父から聞いたことをすべてあなたがたに知らせたからである。16あなたがたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたがたを選んだ。あなたがたが出かけて行って実を結び、その実が残るようにと、また、わたしの名によって父に願うものは何でも与えられるようにと、わたしがあなたがたを任命したのである。17互いに愛し合いなさい。これがわたしの命令である。」

 

 イエスはくり返し、「わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。」と命じます。しかしその掟は容易でありません。それはイエスが「友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。」と言うからです。

 弟子たちを友と呼んだイエスは、復活後、兄弟と呼ぶようになります。

 復活のイエスとの遭遇と、聖霊の降臨により、弟子たちはイエスの命令を実行できるようになります。

ヨハネによる福音

 〔そのとき、イエスは弟子たちに言われた。〕15・12「わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。これがわたしの掟である。13友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。14わたしの命じることを行うならば、あなたがたはわたしの友である。15もはや、わたしはあなたがたを僕とは呼ばない。僕は主人が何をしているか知らないからである。わたしはあなたがたを友と呼ぶ。父から聞いたことをすべてあなたがたに知らせたからである。16あなたがたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたがたを選んだ。あなたがたが出かけて行って実を結び、その実が残るようにと、また、わたしの名によって父に願うものは何でも与えられるようにと、わたしがあなたがたを任命したのである。17互いに愛し合いなさい。これがわたしの命令である。」

 

 「わたしの掟」は単数です。つまりイエスの掟は一つしかないと言うことです。

それは、「わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。」という掟ですが、この愛はギリシャ語で「アガペー」です。

 父と子の信頼に満ちた愛で弟子たちは互いに愛し合えとイエスは言います。イエスは弟子たちに「互いに愛し合いなさい。これがわたしの命令である。」と繰り返します。

 それは聖霊の力をいただかなければ、かなわぬことのように思います。