ルカによる福音

 〔そのとき、〕9・46弟子たちの間で、自分たちのうちだれがいちばん偉いかという議論が起きた。47イエスは彼らの心の内を見抜き、一人の子供の手を取り、御自分のそばに立たせて、48言われた。「わたしの名のためにこの子供を受け入れる者は、わたしを受け入れるのである。わたしを受け入れる者は、わたしをお遣わしになった方を受け入れるのである。あなたがた皆の中で最も小さい者こそ、最も偉い者である。」

 49そこで、ヨハネが言った。「先生、お名前を使って悪霊を追い出している者を見ましたが、わたしたちと一緒にあなたに従わないので、やめさせようとしました。」50イエスは言われた。「やめさせてはならない。あなたがたに逆らわない者は、あなたがたの味方なのである。」

 イエスの弟子たちの間では、だれがいちばん偉いかををめぐっての仲間争いが常態化していたようです。他の弟子仲間から馬鹿にされたり、軽視される弟子もいたと思われます。イエスは彼らの前で子供の手を取り、「あなたがた皆の中で最も小さい者こそ、最も偉い者である。」と言います。

 弟子たちはイエスが言うことを理解できなかったとわたしは思います。

 教会の中でも、それぞれの職業や社会的な地位などによって順位付けをする傾向があります。そんな時、「あなたがた皆の中で最も小さい者こそ、最も偉い者である。」というイエスの言葉を肝に銘じていたいものです。

 

聖トマス西と15殉教者については女子パウロ会ホームページをごらんください。

https://www.pauline.or.jp/calendariosanti/gen_saint50.php?id=092801