ヨハネによる福音
〔そのとき、イエスはニコデモに言われた。〕3・13「天から降って来た者、すなわち人の子のほかには、天に上った者はだれもいない。14そして、モーセが荒れ野で蛇を上げたように、人の子も上げられねばならない。15それは、信じる者が皆、人の子によって永遠の命を得るためである。
16神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。17神が御子を世に遣わされたのは、世を裁くためではなく、御子によって世が救われるためである。」
新共同訳では3章13節から17節まではカギ括弧に入れられています。つまりイエスがニコデモに語ったことになっています。しかし、16節以降はイエスの言葉としては受けとめにくいです。11節からニコデモが姿を消し、対話が「われわれ」と「あなたがた」へと変わって行きます。
新約聖書翻訳委員会の小林訳ではカギ括弧は15節までで、16節から21節まではカギ括弧がつけられていません。この部分はヨハネ福音書を伝えた共同体の信仰告白の言葉と受けとめることもできます。
十字架称賛については、女子パウロ会ホームページをごらんください。
https://www.pauline.or.jp/calendariocappella/cycle0/festa0914.php