ルカによる福音

 そのとき、17・1イエスは弟子たちに言われた。「つまずきは避けられない。だが、それをもたらす者は不幸である。2そのような者は、これらの小さい者の一人をつまずかせるよりも、首にひき臼を懸けられて、海に投げ込まれてしまう方がましである。3あなたがたも気をつけなさい。もし兄弟が罪を犯したら、戒めなさい。そして、悔い改めれば、赦してやりなさい。4一日に七回あなたに対して罪を犯しても、七回、『悔い改めます』と言ってあなたのところに来るなら、赦してやりなさい。」

 5使徒たちが、「わたしどもの信仰を増してください」と言ったとき、6主は言われた。「もしあなたがたにからし種一粒ほどの信仰があれば、この桑の木に、『抜け出して海に根を下ろせ』と言っても、言うことを聞くであろう。」

 

 教会学校で学んだ小学校時代に弟子たちや使徒たちはイエスが選んだすばらしい人というイメージを植え付けられました。しかし、聖書をよく読むと、イエスの弟子たちは師の面目を損なうような言動をすることが多かったことに気づきます。そしてその気づきは私をほっとさせてくれます。

 さて、イエスは弟子たちに、「(弟子仲間のうち、)これらの小さい者の一人をつまずかせるよりも、首にひき臼を懸けられて、海に投げ込まれてしまう方がましである。」といい、「一日に七回あなたに対して罪を犯しても、七回、『悔い改めます』と言ってあなたのところに来るなら、赦してやりなさい。」といいます。

 これに白旗を揚げた弟子たちは、「わたしどもの信仰を増してください」と願います。しかし、イエスは更に弟子たちに厳しい言葉を返します。

 ルカ福音書の描く弟子たちはふがいない人々ですが、イエスは厳しく教え、咎めはしても、弟子たちを排斥することはありませんでした。

 そのことがわたしをほっとさせるのです。

 

 聖レオ一世教会博士については、女子パウロ会ホームページをごらんください。

https://www.pauline.or.jp/calendariosanti/gen_saint365.php?id=111001