ルカによる福音

 〔そのとき、〕10・17七十二人は喜んで帰って来て、こう言った。「主よ、お名前を使うと、悪霊さえもわたしたちに屈服します。」18イエスは言われた。「わたしは、サタンが稲妻のように天から落ちるのを見ていた。19蛇やさそりを踏みつけ、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を、わたしはあなたがたに授けた。だから、あなたがたに害を加えるものは何一つない。20しかし、悪霊があなたがたに服従するからといって、喜んではならない。むしろ、あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい。」

 21そのとき、イエスは聖霊によって喜びにあふれて言われた。「天地の主である父よ、あなたをほめたたえます。これらのことを知恵ある者や賢い者には隠して、幼子のような者にお示しになりました。そうです、父よ、これは御心に適うことでした。22すべてのことは、父からわたしに任せられています。父のほかに、子がどういう者であるかを知る者はなく、父がどういう方であるかを知る者は、子と、子が示そうと思う者のほかには、だれもいません。」23それから、イエスは弟子たちの方を振り向いて、彼らだけに言われた。「あなたがたの見ているものを見る目は幸いだ。24言っておくが、多くの預言者や王たちは、あなたがたが見ているものを見たかったが、見ることができず、あなたがたが聞いているものを聞きたかったが、聞けなかったのである。」

 

 エルサレムへの旅を始めたばかりのイエスのもとに三人の人が来ましたが、彼らはすべて去って行きました。

 その後でイエスは七十二人を任命し、御自分が行くつもりのすべての町や村に二人ずつ先に遣わされました。

 その時、イエスは彼らに「行きなさい。わたしはあなたがたを遣わす。それは、狼の群れに小羊を送り込むようなものだ。」と言いました。

 派遣される人たちはどれほど心細い思いだったでしょうか。

 彼らがイエスのもとに帰ってきたときの様子が今日の福音朗読です。

 彼らは喜びに満ちてイエスに報告をしました。

 イエスは彼らの報告を受けて、父である神に賛美をささげます。

 そして弟子たちに、「あなたがたの見ているものを見る目は幸いだ。言っておくが、多くの預言者や王たちは、あなたがたが見ているものを見たかったが、見ることができず、あなたがたが聞いているものを聞きたかったが、聞けなかったのである。」と言いましたが、おそらく弟子たちはイエスの言葉の意味を理解できなかったのではないかと思います。

 

 聖フランシスコ(アシジ)については女子パウロ会ホームページをご覧下さい。

https://www.pauline.or.jp/calendariosanti/gen_saint365.php?id=100401

 教皇フランシスコは、教皇名としてフランシスコを選び、フランシスコを模範として教皇職を生き抜かれました。