マタイによる福音
〔そのとき、〕4・12イエスは、ヨハネが捕らえられたと聞き、ガリラヤに退かれた。13そして、ナザレを離れ、ゼブルンとナフタリの地方にある湖畔の町カファルナウムに来て住まわれた。14それは、預言者イザヤを通して言われていたことが実現するためであった。15「ゼブルンの地とナフタリの地、
湖沿いの道、ヨルダン川のかなたの地、
異邦人のガリラヤ、16暗闇に住む民は大きな光を見、
死の陰の地に住む者に光が射し込んだ。」
17そのときから、イエスは、「悔い改めよ。天の国は近づいた」と言って、宣べ伝え始められた。
23イエスはガリラヤ中を回って、諸会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、また、民衆のありとあらゆる病気や患いをいやされた。24そこで、イエスの評判がシリア中に広まった。人々がイエスのところへ、いろいろな病気や苦しみに悩む者、悪霊に取りつかれた者、てんかんの者、中風の者など、あらゆる病人を連れて来たので、これらの人々をいやされた。25こうして、ガリラヤ、デカポリス、エルサレム、ユダヤ、ヨルダン川の向こう側から、大勢の群衆が来てイエスに従った。
イエスの宣教はガリラヤから始まります。ガリラヤはエルサレムから見ると北の辺境の地です。ユダヤ教では異邦人の地だとされます。
地域的に辺境と言うだけでなく、いろいろな病気や苦しみに悩む者、悪霊に取りつかれた者、てんかんの者、中風の者も辺境人だということができます。
「暗闇に住む民は大きな光を見、死の陰の地に住む者に光が射し込んだ。」
暗闇に住む民とは、ガザ、アフガニスタン、シリア、イエメンなど紛争地に住み、そこから逃れることのできない人々を指しているように思います。
イザヤの預言が現代にも成就しますように。