マタイによる福音
〔そのとき、イエスは弟子たちに言われた。〕7・15「偽預言者を警戒しなさい。彼らは羊の皮を身にまとってあなたがたのところに来るが、その内側は貪欲な狼である。16あなたがたは、その実で彼らを見分ける。茨からぶどうが、あざみからいちじくが採れるだろうか。17すべて良い木は良い実を結び、悪い木は悪い実を結ぶ。18良い木が悪い実を結ぶことはなく、また、悪い木が良い実を結ぶこともできない。19良い実を結ばない木はみな、切り倒されて火に投げ込まれる。20このように、あなたがたはその実で彼らを見分ける。」
偽預言者は、その実を見ることで分かるとイエスは言います。実がなるときまで、偽預言者であることを見分けることができないわけです。
パウロは「霊の結ぶ実は愛であり、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制です」と言います。
預言者と称する人が言っていることが霊の結ぶ実かどうかを見分ける必要があります。しかし、預言者と称する人は自分たちの結ぶ実はパウロが言う「霊の結ぶ実」だと言う可能性があります。
即決せずに、ゆっくり見極める必要があるように思います。
聖イレネオはグノーシス主義と論争する中で、カトリック(普遍)教会の三つの基準を明らかにした人です。彼も、偽預言者と戦った人だと思います。
- 指導者達の権限は、使徒達が教えた教義と同じ教義を教えていることに基づいている。
- (使用する)聖典は、2つの証で構成されている。これは預言者達と使徒達によって書かれている。
- (使用する)聖典は、幻想的な物語や宇宙の神話ではなく、初期の信条に要約された使徒的説教に照らして解釈される。
聖イレネオ司教殉教者については、女子パウロ会ホームページをごらんください。
https://www.pauline.or.jp/calendariosanti/gen_saint50.php?id=062801