マルコによる福音
〔そのとき、イエスと弟子たちは〕11・27またエルサレムに来た。イエスが神殿の境内を歩いておられると、祭司長、律法学者、長老たちがやって来て、28言った。「何の権威で、このようなことをしているのか。だれが、そうする権威を与えたのか。」29イエスは言われた。「では、一つ尋ねるから、それに答えなさい。そうしたら、何の権威でこのようなことをするのか、あなたたちに言おう。30ヨハネの洗礼は天からのものだったか、それとも、人からのものだったか。答えなさい。」31彼らは論じ合った。「『天からのものだ』と言えば、『では、なぜヨハネを信じなかったのか』と言うだろう。32しかし、『人からのものだ』と言えば……。」彼らは群衆が怖かった。皆が、ヨハネは本当に預言者だと思っていたからである。33そこで、彼らはイエスに、「分からない」と答えた。すると、イエスは言われた。「それなら、何の権威でこのようなことをするのか、わたしも言うまい。」
「いちじく」は聖書を学んだと称する祭司長、律法学者、長老たちの隠喩である可能性があります。
彼らはイエスに「何の権威で、このようなことをしているのか。だれが、そうする権威を与えたのか」と訊きます。それは、イエスが神殿の境内で商売をしていた人を追い出したためです。神殿の境内で、いけにえにする鳩を売ったり、神殿で献げ物として収めるシケル銀貨を両替する商売することを認めたのは祭司長たちをはじめとする神殿の責任者です。
神殿内でのイエスの行為は彼らに取ってはテロ行為に思えたはずです。
しかし、イエスは彼らに、「ヨハネの洗礼は天からのものだったか、それとも、人からのものだったか。答えなさい。」と反問します。
すると、彼らは群衆を恐れて「分からない」と答えます。この答えに彼らが実をむすばないいちじくであることが露呈しています。
聖カロロ・ルワンガと同志殉教者については、女子パウロ会ホームページをごらんください。
https://www.pauline.or.jp/calendariosanti/gen_saint365.php?id=060301
アフリカのキリスト教会は今なお迫害を受けています。