ヨハネによる福音
2・13ユダヤ人の過越祭が近づいたので、イエスはエルサレムへ上って行かれた。14そして、神殿の境内で牛や羊や鳩を売っている者たちと、座って両替をしている者たちを御覧になった。15イエスは縄で鞭を作り、羊や牛をすべて境内から追い出し、両替人の金をまき散らし、その台を倒し、16鳩を売る者たちに言われた。「このような物はここから運び出せ。わたしの父の家を商売の家としてはならない。」17弟子たちは、「あなたの家を思う熱意がわたしを食い尽くす」と書いてあるのを思い出した。18ユダヤ人たちはイエスに、「あなたは、こんなことをするからには、どんなしるしをわたしたちに見せるつもりか」と言った。19イエスは答えて言われた。「この神殿を壊してみよ。三日で建て直してみせる。」20それでユダヤ人たちは、「この神殿は建てるのに四十六年もかかったのに、あなたは三日で建て直すのか」と言った。21イエスの言われる神殿とは、御自分の体のことだったのである。22イエスが死者の中から復活されたとき、弟子たちは、イエスがこう言われたのを思い出し、聖書とイエスの語られた言葉とを信じた。
イエス時代のエルサレム神殿は壮麗な建物だったようです。しかし、エルサレム神殿は紀元70年のユダヤ戦争で徹底的に破壊されました。
「イエスの言われる神殿とは、御自分の体のことだったのである。」とルカは述べます。
イエスは、人間の裏切りや、拒絶では、打ち消すことのできない圧倒的な神の力によって、復活されました。弟子たちは事後的に、イエスご自身が神の神殿であったことに気づいたのです。
ローマの司教座はラテラン教会です。女子パウロ会ホームページによれば、「ラテラン教会は、ミラノ勅令でローマの禁教令が解かれた翌年の324年、ローマ司教座教会としてコンスタンティヌス皇帝により建てられました」と解説されています。
1210年教皇イノセント3世は、ラテラン教会の前に立ったアッシジのフランシスコの一行を迎えました。この会見が実現したのは、教皇がある夜倒れかかった教会を支える貧相なひとりの修道士の夢を見たからだという伝承があります。
ジョットはこの光景をフレスコ画に残しています。