第2章
仇敵の名前はナゾー、名前の通り謎な男です。ナゾー海族団のボスです。これまで何度も王国を滅ぼそうと攻めて来ました。
ナゾーのもっとも大きな力は、青地に白い髑髏の描かれた海族団の旗をロープで首と尾と羽のくびれを作って鳥の形を作り、魔法をかけて、ゴッドバードに変化させる術です。ゴッドバードなのに、悪の手下になってるのは納得がいきませんが、ゴッドバードは名前のごとく神の鳥。とても強いです。
ただし、弱点は塩をふりかけると元の布の鳥に戻ってしまうのです。
これまでは勇敢な王国の兵士が自らの命を顧みず、ゴットバードを元の布へと戻してきました。しかし、さすがにそれも13回目になると、誰でも尻込みします。
「う~む、困ったのう~」
王様はのんびりとした声で言いました。
「お父さん」
「おお~コロではないか!」
「僕の計算によると、ゴットバードは後0.000025秒後にここまで来てしまいます。のんきに独り言を言ってる場合ではありませんよ」
王様の息子コロは、真っ白な毛の上に、シャーロックホームズ風の帽子をかぶり、シャーロックホームズ風のコートの裾を翻させて、忠告しました。
「ちかちのぅ~もう何も手立てが無いぞよ」
あっけらかんとした王様の言葉を、コロは軽く無視。
頭の横に突き出してる真っ白い耳をピンと立てて、指を一本振りました。
「この無尽蔵の危機に面している今こそアレを使うべきです」
「あ、アレをか!?」
王様は心持ち眉をしかめました。しかし眉が本来ある場所には一本も眉毛が無いので、傍目には丸いお目目をクリクリっとさせただけでした。
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ちょっと短いけど、ゆるしてねん(^^ゞ
果たしてアレとは何ぞや!?
以下、怒涛の次号へ(笑)。
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