あのときと同じように優しく触れたくちびるが
いつしか噛みつくようなキスに変わって、

舌を絡めとられると、とたんに苦しくなる

たまらずはあっと息を吸う

そんな声出すなよ

暗闇に、ふたりの呼吸の音だけ

あの夢と、同じだ。

からだの奥が熱く脈打って
あたしは彼の首にしがみついた。

なんだよ、立ってらんないの?

あれを、正夢にしてしまった。

ねぇまな

レオさんが苦しそうな声を出す。

もうダメだ、我慢できない

…いいの?

あたしは答えられずに背中に回した手に力を込めた。