＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
おはようございます♪
やっちんですo(^-^)o
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
突然ですが
もし誰かに
自分に代わって家事を頼むとしたら
何を一番重要視しますか？
・頼んだことはキチンとこなしてもらいたい
・頼んでいないけれど気付いたらやって欲しい
どちらも大切ですよね
時間内に頼まれたことは終わらせるのは当然ですし
気づくところは人それぞれですが
やって差し上げると喜ばれます
キチンと報告しなくてはわかってもらえないですが＾＾
こんな嬉しいことがありました
最後の訪問にも関わらず です
☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*ﾟ ゜ﾟ*
先日うかがった８０歳代のお客さま
２週間に１度のサイクルで訪問していました
お１人で食事の支度もできるし
洗濯もできる
ゆっくりだけどつえを使って
自分の足で歩ける
だけど申請していた
介護保険１級が適用になり
今後はヘルパーさんが
身の回りのお世話をすることに
今までお手伝いさせていただいたのは
お掃除が中心
ヘルパーさんは食事の支度から
身の回りの世話と
病院への付き添いや散歩などもしてくださり
週に数回来てくださる
そんなワケでわたしが訪問する最後の日がやってきた
２時間のお手伝いが終わり
本日手伝わせていただいた内容を書類にて報告し
最後のごあいさつ
「Ａさま
短い間でしたがありがとうございました」
「やっちん こちらこそありがとう
いつもキチンと仕事をしていってくれたね」
「ありがとうございます」
「今まで何人かの人が来てくれたけど
一番まじめにやってくれた
何より楽しそうに掃除しているところが
見ていて気持ちがよかった
わたしも楽しかったよ」
「そのようにおっしゃっていただけて
とても嬉しいです
ありがとうございます」
「やっているように見せて
何もやっていない人もいるんだ
要領がいいんだね でもすぐにわかる
やっちんは今までの人の中で一番よかったから
今日で終わってしまうのは本当に残念だ」
「わたしもいつどうなるのか わからない（高齢のため）
だから家族（一緒に住んでいないお子さん達）が
心配して市へ介護の申請をしていてね
認定されたんだよ」
「それはよかったです
ご家族のご心配もわかりますし
週に数回来ていただけると
何かと助かりますから」
２時間のお手伝いの後
Ａさまのお話が始まった
若い頃にやっていた仕事の話
お子さん達のこと
本当に８０歳台？と思ってしまうくらい
しっかりとした口調で話される
同じことを何度も繰り返し話すこともなく
時々
「あっはっはっはーーーー」
と笑いながら
３０分が経過したころ
ドアがガチャガチャと開いて
娘さんが様子を見にやって来た
「生きてるーー？（Ａさま）あらやっちん
まだいてくださったの？
今日までありがとうございました」
「こちらこそありがとうございました
今 お話をうかがっていたんです
これで失礼します」
するとＡさまが
「また頼むよー！連絡するから」
とおっしゃってくださいました
「はい ありがとうございます
お待ちしております
お散歩も病院への付き添いもしますから」
と言ってＡさま宅を後にしました
掃除が終わってからの３０分の間
Ａさまの身の上話を聞いて
この時間が一番Ａさんと近づくことができました
お掃除をお手伝いさせていただくことも大事な
仕事なのですが
この「話をしたい 聞いて欲しい」と
感じていただけることが
わたしにとっては一番大切なことなんです
お客さまのことを知ることができ
掃除だけをお手伝いするのではなく
わたしがうかがった意味があるんです
ご依頼のあった掃除だけをするんじゃないのです
お客さまひとりひとりが持っていらっしゃる
生活を打ち明けてくださる瞬間なんです
とっても心が温かくなり
最後の訪問でしたが
足取り軽くマンションを後にすることができました
今度は遊びにというか
顔を見にうかがってみようと思います
最後までお読みいただきありがとうございました！