今日は一日めちゃ寒かった京都。

朝の8時過ぎから雪が降り出し瞬く間に道は真っ白に。

そのあとは晴れてきて雪も解けたけど、やっぱり今年の冬はほんとに寒いぞ。

そんな昨日はぽんぽんさんとゑびす祭へ。

今年も七福神のパレードを見てきました。

 

 

 

そのあとはもぐもぐぐびぐび。

今年も美味しいものがたくさん食べれますように

 

 

 

そんな私の今日のブログは去年の10月のお話。

 

この日は福岡の友達が奈良に来ると言うことで会いに出かけました。

家からJR奈良駅までは地下鉄六地蔵駅でJRに乗り換えて行くのが便利。

ということで初めてのJR六地蔵駅。

 

 

 

そこから30分ちょっとで奈良駅に到着。

ここは駅前の奈良市総合観光案内所。

この建物は二代目奈良駅舎でした。

 

 

 

この石碑は平城宮跡の保存に尽力を尽くした棚田嘉十郎さんが明治43年に建てたものだそうで「平城宮大極殿跡西乾是より二十丁」と書かれています。

 

 

 

友達は「暮らすように旅する」というツアーがお気に入りで、このツアーは色んな場所に行き一週間くらい同じ場所に滞在するもので今回は奈良に滞在します。

観光や食事は毎日はついていなくて、丸二日何もつかない日があると言うことで、それならばと一緒に奈良を巡ることにしました。

 

 

 

ということでまずはバスに乗って唐招提寺まで。

 

 

 

唐招提寺は759年、鑑真和上が戒律を学ぶ人たちの修業の道場を開いたのが始まりと言われています。

 

 

 

金堂は国宝に指定されていて8世紀後半に建てられたもの。

中にはご本尊の盧舎那仏坐像、薬師如来立像、千手観音立像(いずれも国宝)が安置されています。

 

 

 

この時期は萩の花がきれいです。

 

 

 

 

経蔵は奈良時代の建立で唐招提寺で最も古い建造物で日本最古の校倉らしい。

唐招提寺創建以前の新田部親王邸の米倉を改造したものといわれています。

 

 

 

こちらは宝蔵。

唐招提寺創建にあわせて建立されたといわれています。

経蔵も宝蔵も国宝に指定されています。

 

 

 

この時期は特別拝観をやっていたので新宝蔵へ。

元は金堂に安置されていた木造大日如来坐像のほか、奈良時代末期に制作された多数の木彫像が収められています。

 

 

 

この先には鑑真和上の御廟があります。

 

 

 

 

苔がきれいだね~。

 

 

 

鑑真和上は688年に中国揚州生まれ。

聖武天皇の招きに応じ、苦難の末754年に奈良に到着し、5年間を東大寺で過ごした後唐招提寺を造りここで亡くなったそう。

 

 

 

御影堂には国宝の鑑真和上坐像が奉安されていて、他にも東山魁夷が描いた鑑真和上坐像厨子扉絵、ふすま絵、障壁画などが収められているそうですが通常は非公開。

 

 

 

教科書でもおなじみの鑑真和上坐像ですが、開山堂に「御身代わり像」としてレプリカ(?)が祀られています。

 

 

 

 

こちらは醍醐井戸。

唐招提寺創建当初に鑑真が掘った井戸と伝えられていて、その水の味が最上であることから醍醐井戸と名付けられているそうです。

 

 

 

こちらは戒壇。

僧となるための授戒が行われる場所です。

今は建物はなく、インド・サンチーの古塔を模した宝塔が建てられています。

石段のみが鎌倉時代のものだそう。

 

 

 

鐘楼は平安時代に作られたもので国の重要文化財です。

 

 

 

とにかく唐招提寺は国宝や重要文化財だらけ。

 

 

 

1998年に古都奈良の文化財の一部としてユネスコの世界遺産登録されています。

 

 

 

でも人もあまりいなくてゆっくり回れる良いお寺でした。