今日はいつも行くコーヒースタンド主催のマルシェに行って、ご近所のお菓子屋さんのクッキーや、能登地震応援のため能登ワインを買ってきました。

他にもコロッケやらお惣菜も買ったけど、お写真撮る前に食べてしまった。

 

 

 

お話変わって、大河ドラマ「光る君へ」のオープニング映像に出てくる平安京の町。

 

 

 

これが家から歩いて30分ほどの場所で見られると聞いて行ってみることに。

 

 

 

川沿いの道をてくてく歩いていたらどこかのお家の門柱にアオサギが。

ちょっと怖いんですけど。

 

 

 

京都市平安京創生館は2006年に開館した博物館施設。

京都市生涯学習総合センター(京都アスニー)の中にあります。

 

 

 

開館当時は「平安京歴史ゾーン」と呼ばれていて、平安京復元模型をはじめとする数点の展示内容だったそうですが、リニューアルして2009年に再オープンしたんだそう。

ちなみにナナの後ろにあるのは「源氏物語車争図屏風」の複製

 

 

 

無料なのでそんなに広いブースではありませんが、平安貴族の衣装や、衣装に関する説明パネルがあったり

 

 

 

平安京の暮らしと文化を体験できるコーナーなどもあります。

 

 

 

こちらは洛中洛外図屏風陶板壁画

 

 

 

この真ん中にあるのは当時の四条大橋。

昔から人が多い。

 

 

 

いろいろな出土品や

 

 

 

 

庶民の食事のサンプル。

なんかどれも堅そう。

 

 

 

貴族の食事、王朝料理。

結構肉や魚が多い。

 

 

 

これは縮尺100分の1の法勝寺復元模型。

法勝寺は現在の左京区岡崎に院政期に建てられた6つの寺院(六勝寺)のうち白河天皇が1077年に建てた寺院です。

 

 

 

高さ約81mの八角九重塔がある法勝寺は現在の京都市動物園あたりにあったようで、動物園の観覧車の下でその遺跡がみつかったそうです。

 

 

 

こちらは縮尺20分の1の豊楽殿の複合模型。

 

 

 

豊楽殿とは外国の使者を迎えての宴会、大嘗祭など国家的饗宴を行う施設である豊楽院の正殿として建設されたもので、規模は東西約46m、南北23mあったそうです。

 

 

 

この模型よくできていて、天井も細かく作られています。

 

 

 

そしてこれが平安京復元模型。

大河ドラマのオープニングに出てくる京の町です。

縮尺1000分の1で、最初は平成6年に平安遷都1200年の記念事業の一環として制作されました。

 

 

 

当初は今の京セラ美術館にあったそうですが、ここに移し2018年3月までは京域、鴨川、東山北山部分など一部の展示にとどまっていたそうです

 

 

 

その後上賀茂神社や神護寺、高山寺のほか仁和寺などが含まれた北西部側エリアを加え、模型全体の展示を開始したんだそうで全体の大きさは10m×11mと大きい。

 

 

 

真ん中にあるのは羅城門。

そこからまっすぐに伸びているのが朱雀大路。

当時は幅84mあったそうですが、現在は千本通となり道幅はもっと狭くなっています。

 

 

 

朱雀大路を挟んで左に西寺、右側が東寺。

 

 

 

東寺は今も同じ場所にありますが、すこし形が変わっています。

 

 

 

こちらは現在の岡崎あたり。

法勝寺を含む六つのお寺がありますが、今はどれも残っていません。

 

 

 

西側はほとんど湿地帯。

法輪寺と現在の渡月橋。

このころは法輪寺橋と呼ばれていたそう。

 

 

 

仁和寺に法金剛院、広隆寺。

蚕ノ社(木島神社)もこのころからありました。

 

 

 

朱雀大路をまっすぐ南に下ると鳥羽離宮があって、これはその復元模型。

こちらも1000分の1の縮尺です。

鳥羽離宮は白河天皇が創建した譲位後の御所になります。

 

 

 

最近このあたりを散策しましたが、白河天皇、鳥羽天皇、近衛天皇のお廟があって、なんでこんなところにと不思議に思っていましたが謎が解けました。

 

 

 

ここではボランティアガイドの方が丁寧に説明してくださって、とても勉強になりました。

 

 

 

ちなみに平安京創生館のある場所は諸節会や神事に用いるお酒やお酢を醸造していた平安宮造酒司という役所のあった所だそうで、柱の穴の跡がタイル張りで残されています。

帰りに見て帰ってくださいねと言われたのにすっかり忘れてしまって、某所からお写真をお借りしました。

ここ面白かったのでまた機会があれが行ってみようと思っています。