8月もようやく三分の二が過ぎようとしていますが、まだまだ暑い日は続きそう。

テレビのニュースで日本の春夏秋冬の四季は、そのうち夏と冬の二季になるとか言っていましたが、正直そんな時代まで生きていたくないな。

とにかく暑いのは苦手。

特に京都の夏にはもううんざり。

長期予報によると9月10月も暑い日が続くそうで、みなさん頑張って乗り切りましょうね。

 

そんな私の今日のブログは4月の島根の続きです。

 

松江城の高さは石垣を含め約30m。

外観は四重で内部は地下一階地上5階建て。

 

 

 

現存する天守の中では3番目の高さ、総面積は2番目の広さなんだそう。

ちなみに別名は「千鳥城」。

 

 

 

中に入って奥に進むと地階。

ここには大きな井戸があります。

この井戸はかつては24mの深さがあったそうですが、現在は半分が埋められているそうです。

こういった天守内の井戸は名古屋城や浜松城にもあったそうですが現存しているのはここだけです。

 

 

 

松江城の鯱は木造銅板貼りで高さ約210m。

日本現存の木造の鯱の中では日本一の大きさだそうで、こちらは昭和の解体修理で外された古い鯱です。

 

 

 

狭い階段を上がっていくといろんな展示物が。

二階にあるのは二之丸にあった太鼓櫓で使用されていた太鼓。

明治に太鼓櫓を破却する際に見つかったものだそう。

 

 

 

最上階の5階は壁のない360度の展望が広がる望楼。

 

 

 

宍道湖も見えて、めちゃ眺めがいい。

 

 

 

松江城は1611年に落成。

1871年の廃藩置県により廃城となります。

 

 

 

1873年には陸軍省所管となり城内の建物は全て解体され売却される予定でしたが、地元の有志によって天守閣だけは買い戻されて保存されることになったそうです。

 

 

 

松江城は全国に12城しか残っていない現存天守の一つ。

ちなみに現存天守とは江戸時代以前に建てられ、壊されることなく現存する天守のことだそう。

 

 

 

2015年には天守が国宝に指定されました。

ちなみに国宝のお城は松江城以外では犬山城、松本城、彦根城、姫路城があります。

 

 

 

実は私、松江城に行くのは三度目。

でも鳥取砂丘同様に全然記憶がありません。

 

 

 

ということで帰りは入ってきた大手門と反対側へ抜けていきます。

 

 

 

この池は馬洗い池。

文字通り馬を洗うための池です。

 

 

 

 

北之丸の近くにあるのは松江護国神社。

昭和14年に創建された神社で、明治維新後の国難に殉じた出雲地方・隠岐地方ご出身の戦没者22928柱を奉斎しています。

 

 

 

こちらは城山稲荷神社。

じょうざんいなりじんじゃと読みます。

松江藩の基礎を築いた、松平直政が勧請した神社で、10年に一度行われる日本三大船神事ホーランエンヤの起点となる神社です。

多くの狐の像があり小泉八雲もよく訪れた神社だそうです。

 

 

 

このあたり野生の藤の花がいっぱい咲いていました。

 

 

 

 

お堀に出てきました。

 

 

 

今度は稲荷橋を渡って塩見縄手地区を散策します。

つづきます。